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三橋ゆか里
(@yukari77)
常連さんになるレストランや飲み屋さんにはお気に入りの店員さんがいる。食べ物や雰囲気も大切だけれど、通い続ける店になる決め手は「人」な気がする。そんなコンセプトのもと運営されてきたWebサイト「カンバン娘」がリニューアルオープンしたよ。
お店のカンバン娘を紹介するコンテンツサイトから、カンバンスタッフと直接コミュニケーションが取れる飲食店ローカルコミュニティに今日から生まれ変わった。「おひねり」と呼ばれるネットチップをプレゼントすることもできちゃう。これまで飲食店を応援する方法ってツイートしたり、ジオロケーションサービスでチェックインしたりして告知したりくらいだったけど、「カンバン娘」でその幅はいろいろと広がりそう。
新「カンバン娘」でできること
一方的に見るだけだった旧「カンバン娘」にいろんな機能が加わってる。飲食店や店員さんの応援ツールとしても使えるし、それらを発掘する場としても使えちゃう。
カンバンスタッフとのコミュニケーション
飲食店で働くカンバンスタッフは、今日のまかないだったり、お店の混み具合なんかを共有できる。お客さんは、スタッフが投稿する近況にコメントをしたり、今日の食材は何かを聞いたり、今日も頑張って!なんて応援することができちゃう。お店のブログを一方的に確認する程度だったお店とのリレーションがもっとインタラクティブになる。スタッフさんの“ごひいき”になると初めてコミュニケーションが取れる仕組み。
カンバンスタッフの発掘
この店のあの子は一押し!なんておすすめのカンバンスタッフをユーザが発掘して、「カンバン娘」に投稿できるよ。日本全国、すべての飲食店で働く店員さんが対象。あそこの店員さんいつも感じがいいんだよね、なんて子がいたらぜひ登録してあげてね。
ネットチップ“おひねり”
残念ながら日本にはないチップ文化。でも店員さんにありがとう!って伝えたい瞬間はたくさんある。そんなときは“おひねり”をどうぞ。このネットチップはユーザ登録時に100ポイントもらえて、それ以降もカンバンスタッフを発掘投稿する度にもらえる。カンバンスタッフは、もらったおひねりをQUOカードやアマゾンのポイントに替えることができるそう。
ユーザ間でフォロー
飲食店のレビューサイトでお店を探して行ってみることもなくはないけれど、仮に行ったとしてもそこからリピートする率がどれくらいあるか。通うようになる店って結局人に紹介された店だったりする。「カンバン娘」では、ユーザ同士もフォローしあうことができて、どんなお店に通っているかもしくはチェックインしてるかなんて情報もチェックできるよ。
飲食店にとっての「カンバン娘」
飲食店も初期費用無料で利用できるけれど、ソーシャルCRMの有料ツールとして使うこともできる。「カンバン娘」を使えば、お客さんが自分のお店に来店しているときだけじゃなく、他店や日常でどうしているかも見えるところが新しいし役に立つはず。基本使用料の月額1万円(税別)、今後はオプション商品などでアップセルをしていく予定だそう。
また、メーカーや企業とのタイアップなんかも検討中。例えば、メーカーの食品を使ったカンバン娘が考案するオリジナルメニューの販売などなど。来年からは、韓国・香港・シンガポールなどアジアの飲食店とも話を進めていく予定。
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