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同ブログによると、Citygroupの台北在住のアナリストがIT関連の下請け業者の動向を調査したところ、委託製造大手のFoxconn International HoldingsがAmazonとスマートフォンの共同開発を進めている可能性があることが判明したという。
開発代金はFoxconnに支払うものの、実際の部品やデバイスの組み立ては、これまでAmazonの電子書籍リーダーの製造実績のあるTMS business groupが担当することになるという。Amazonのスマートフォンはテキサス・インスツルメンツのOMAP 4プロセッサと、QCOMのdual mode 6-series standalone basebandを搭載することになりそうだという。
これから書籍は間違いなく電子書籍が主流になる。そうなれば、電子書籍を読むためのデバイスが必要になる。電子書籍を読むのに最適のデバイスは7インチタブレットだろう。なのでAmazonは小型のタブレットデバイスに力を入れている。
今後どのようなデバイスを出してくるのかでAmazonのEC事業者としての戦略を読むことができる。もし10インチ以上の大画面タブレットを出してくればテレビ番組や映画のコンテンツ販売に力を入れていくつもりなのだろう。
一方でもしスマートフォンを開発しているのであれば、Amazonの狙いはO2O(オー・ツー・オー、Online to Offline、オンラインとオフラインの融合)だろう。街でみかけた商品にスマートフォンをかざし、その商品のオンライン上の価格、特にAmazon上での価格を表示して、消費者をオフラインからオンラインへ呼び寄せたいのだと思う。
市場が大きいのはO2Oのほうだろう。なので個人的にはAmazonがスマートフォンを開発している可能性は十分にあると思う。