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ソーシャルメディア隆盛。あらゆるサイトのアクセス数にソーシャルメディアが影響を与えるようになった。企業サイトも軽視できない状態にあるが、全てのサービスにベストな形で連携するのは意外と困難なもの。そんな中、トーチライト(代表取締役CEO:笠原 健治)は11月29日、米Gigya, Incの企業メディア向けソーシャルプラットフォームサービス「Gigya(ギギャ)」の販売を12 月中旬から開始すると発表した。
「Gigya(ギギャ)」は企業が所有するメディア(オウンドメディア)において、ソーシャルメディア連携を支援するだけでなく、独自のコミュニティやゲーミフィケーション要素による顧客ロイヤリティ向上などを実現するサービス。ソーシャルメディアおよびオウンドメディアのアクセス動向を解析し、インフルエンサーの特定など多様な分析処理を実行することもできる。
「Gigya」プラットフォームは、北米でCBS・FOX スポーツ・ペプシコ等の多くの企業への導入され、その技術は世界各国50 万サイト以上、7 億ユーザーに利用されている。対応するソーシャルメディアとしてはTwitterやFacebook、PayPal、LinkedInなど代表的なものは全てカバーしているが、日本参入にあたりmixiに対応することとなった。
あらゆるソーシャルメディアに対応
「Gigya(ギギャ)」を使えば、Facebookの「いいね!」ボタンやTwitter投稿ボタンなど主要なソーシャルメディアへのログインから共有はもちろん、コメント欄などのソーシャルメディア連携、独自のライブチャットやレーティング機能など、利用者がそのサイト上で活動する多くを一つのプラットフォームで統合的に埋め込むことができる。ゲーミフィケーション要素などもあり、単に各種ソーシャルメディアに対応した以上の効果が期待できる。
特筆すべきは分析機能で、「Gigya(ギギャ)」経由のソーシャルメディア利用動向はデータベースに記録されているため、どのコンテンツにどんなソーシャルメディアのアクションが発生しているかが把握できるほか、独自の評価指標「iRank™」でインフルエンサーとなっているユーザーを特定することなども可能になっているため、企業のサイトのROI(資本に対しする利益率・費用対効果)向上に寄与すると期待される。
なお、国内における価格についてはまだ確定していないが「サービスレベル毎の課金テーブル制で、月額数万円~30万円程度で利用できる見込み」(トーチライト営業担当)とのこと。5000万PV以下程度のサイトであれば基本的に月額固定料金となる見込みだという。
日本参入を手がけるトーチライトは、ミクシィおよびデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムが株主となるソーシャルグラフマーケティング企業で、すでに販売している複数ソーシャルメディアを統合運用するサービス「involver」とあわせることで企業向けソーシャルメディアプラットフォームの提供において優勢を保ちたい考えだ。
Gigya Product Overview from Gigya on Vimeo.
【関連URL】
・株式会社トーチライト(Torchlight Inc.)
http://www.torchlight.co.jp/
・Gigya – Make your site social
http://www.gigya.com/
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。codeが書けるジャーナリスト。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら場所に依存せず成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。スタートアップ支援に注力。自らもプロジェクト立ち上げ中。イベントオーガナイザー・DJ。 大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。コラボしてくれる人、会社募集中。