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Cureは2001年8月にスタートしたコスプレコミュニティサイトの老舗的な存在。日本のアニメキャラクターを真似るコスプレファンが世界中に存在することから2008年には英語版サービスも立ち上げたが、英語版の会員数が2万人を超えたこともあり、純粋にコスプレイヤーの作品が発表・評価される場として多言語対応のWorldCosplayを立ち上げたという。
以下、発表文から。
「WorldCosplay」は、サイトの性質を分けただけでなく、評価の仕組みも「Cure」とは異なります。こちらは、投稿作品やコスプレイヤーの人気を表面化させることで、自治機能の促進や質の高い投稿作品を集めることを目的としています。評価制度の一つ、ユーザーランキングは、画像に対する評価を基準として集計され、コスプレイヤーのモチベーション向上を狙いとしています。
その他の大きな特徴としては、Facebook、Twitter、「WorldCosplay」の独自アカウントでログインやコネクトが可能な点をはじめ、キャラクター名や作品名をユーザー自身が翻訳する機能など海外向けの仕様となっています。また、作品を投稿しないユーザーでも楽しめるように閲覧専門での登録も可能なほか、投稿画像やコスプレイヤーのフォローが出来る機能も実装しています。UI設計、デザインについても、多言語対応を意識したシンプルで使いやすいインターフェースを目指しています。
今後は、ユーザーの動向を検証しながら機能追加やインターフェースのチューニングを実施し、スマートフォンやタブレットなどに対応していく予定です。
なお、「WorldCosplay」 はクローズドβという形で12月22日に先行リリースを行いましたが、1月6日段階で既に8,500人の会員数と6万枚の画像投稿数があり、その登録者の多くが海外コスプレイヤーとなっています。オープンから間もない現在においても、クオリティの高い世界各国のコスプレ写真をご覧いただけます。
コスプレは、日本のクールさを示す代表例の1つ。Cureの中にはカリスマ的な日本人コスプレイヤーが何人もいて、海外のイベントなどへ行くと有名芸能人並みの歓迎を受けるのだとか。
非常に可能性を感じる領域なんだけど、中の人に話を聞くと、実際のマネタイズとなればそれほど簡単ではないみたい。確かに、広告収入といってもそれほど期待できないだろうし、広告以外のマネタイズといってもすぐに思いつかない。うーん、難しい。
でも何か大きな可能性を秘めているように思う。その直感を信じて10年以上もやってきたライブドアは、すごい。