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ミクシィとDeNAがソーシャルコマースで業務提携 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:1分]

 ミクシィとディー・エヌ・エーは1月25日、ソーシャルコマース分野における業務提携を発表した。SNSサイト「mixi」内に、ディー・エヌ・エーのEC運営実績を活用したモール型のソーシャルコマースを共同で立ち上げるという。開設予定は2011年3月下旬。

 ディー・エヌ・エーは常時800万品以上の商品点数を扱う巨大ECサイト「ビッダーズ」を運営。Mobageの公式ECサイトとなっている。

Eコマース新流潮流の覇者となるか?




 既にローソンやHMVエンタテイメント、サンリオ、セシルマクビーの参画が決定しており、本日からソーシャルコマース参加店舗の一般募集も開始する。参加費等の詳細は現時点では不明。

 ミクシィは2011年8月に「mixiタウン構想」を打ち出し、プライベートな「ホーム」とオープンな「タウン」という棲み分けで、まずタウン向けサービスとして情報発信プラットフォーム「mixiページ」をサービスインした。今回のソーシャルコマースは「商品」を軸にソーシャルグラフの中でユーザー間のコミュニケーションを活性化する狙いだ。

【関連URL】
・ミクシィとDeNA、ソーシャルコマース分野において業務提携
http://dena.jp/press/2012/01/25release.php

蛇足:僕はこう思ったッス
ミクシィは2011年11月30日にもlTwitter社とビジネス連携での提供を発表しているなど、SNSサービスの棲み分けを明確にした上で「タウン」側との連携展開を加速している。DeNaはリリース文の中で「若い世代に支持される運営ノウハウをこのソーシャルコマースで生かす」と名言しており、ゲームSNSともいえるMobageとmixiはもはやコンペティターではないということを改めて認識させられる提携だった。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。codeが書けるジャーナリスト。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら場所に依存せず成功すべき”という信念で全国・世界で活動中。イベントオーガナイザー・DJ・小説家。 大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。スタートアップ支援に注力、メール等お待ちしております!
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・Twitter @maskin・詳しいプロフィールはこちら


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