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インドに来ています 街の活気にびっくり【湯川】

[読了時間:1分]
 2月19日から25日までの予定でインドに来ています。初めてのインドです。

 昨夜ニューデリー空港に到着し、ホテルのあるSacket地区までタクシーに乗っただけのインド体験ですが、聞いていたとおり街の活気はものすごいです。道路の脇には夜店のようなものが出ていて裸電球の周りは多くの人が群がっているのをあちらこちらに見かけました。ホテルのすぐ近くには巨大ショッピングモールがあって、その周辺の道路には車があふれています。

 われわれが乗ったタクシーは、車線をまたいで走り、少しでも車間距離が空いているところを目指してクラクションを鳴らしながら右へ左へ舵を切ります。まるでレーシングゲームのよう。車線を引いている意味があるのかとさえ思います。

 窓は閉じていたのですが、ほこりっぽい感じがしました。街中に3輪の小型タクシーが走っているのですが、まどがないのでああいうのに乗ると大変だろうなと思いました。

 高度成長まっただ中という印象です。


 インドに来たのは、次のITの潮流を読みたいと思ったからです。インドは2020年に人口で中国を抜きます。しかも一人っ子政策を取った中国と違って若者が多い社会です。教育レベルも高く、中間層もものすごい勢いで拡大しています。

 マーケットとしても、ITのトレンドの発信地としても非常に期待できる地域です。

 関係者によると、携帯電話の4Gが年内にもスタートするもよう。中間層にとって十分に支払える料金体系になるそうです。先日記事にした3600円という激安Androidタブレットも注文に生産が追いつかない状況が続いているといいます。

 先進国のようにPCからモバイル、タブレットという進歩の過程をたどるのではなく、いきなり高速通信環境の中でモバイル、タブレットが普及するわけです。放送法、通信法など新たなサービスの足かせになるような縦割り行政の弊害も少ないでしょうから、先進国にないITのユースケースが登場し、アフリカなどの地域に広がっていくのではないかと予測しています。

 今回TechWave上でインド行きを発表したら、インドに関係の深いキーマンの方々からご連絡をいただき、インドで会うべきひと、取材すべき人を数多く紹介してくださいました。本日からインド取材いよいよスタートです。

P.S. 昨夜ホテルのバーで食べたタンドリーチキンと、ピラフのような食べ物、まじでめちゃくちゃうまかったです。

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