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2月にインドに取材に行ってきた結果をまだすべて記事にはできていないんですが、まずはムーンライトウェイヴ株式会社さんが開くセミナーですべてお話させていただきたいと思います。
周りの人には、機会があるごとにお話しているんですが、ほとんどの人が僕が入手してきた情報を提示するとびっくりされます。「インドって、経済的におもしろくなりそうなのは10年くらい先だと思っていた」という声が意外に多いです。
新興国の経済発展って先進国の歩んだ道を追いかけるわけじゃないんです。社会インフラが確立してから通信インフラが設置されるのではなく、最新のITを使って「3段飛び」で社会が進化しようとしているんです。
ケータイコンテンツの話もそうですし、ソーシャルゲームほか、日本が貢献できそうな領域はたくさん存在するのではないかと思います。(関連記事:娯楽に飢えるインドでケータイコンテンツが人気 自国巨大市場の次はアフリカ【湯川】)
内需拡大が期待できない中にあって、世界で思いっきり仕事したい人はぜひインドに注目していただきたいと思います。
セミナーでは、日本語が非常に上手なShankar Pandrangiさんが、「多様の国 インドの真相 ~誰も教えてくれないインド人の思考回路を解説~」というテーマでお話してくださるそうです。インド駐在経験のある人でさえPandrangiさんのお話を聞くと「ああ、それでインドの人ってそういう態度を取るのか」と納得されるのだそうです。僕自身も非常に楽しみにしています。
ほかには「人口大爆発 ITの最先端は米中からインドへ」という記事を書いてくださったムーンライトウェイヴ株式会社の望月奈津子さんが講演されます。
僕の主張は「ITはアーリーアダプターのものにあらず インド発テクノロジーが世界を目指す」という記事に書いた通りですが、①インドのIT産業はシリコンバレーとまったく別の領域を目指している②途上国の市場メカニズムを理解する世界最先端の技術者が存在する③インドの技術がアフリカに拡散し始めた、という3つの理由で、21世紀はインドが世界のテクノロジーセンターになる、というものです。
セミナーではこの予測の根拠を詳しく説明させていただきたいと思います。
セミナーの概要は以下の通り。
India AND Japanセミナー
【日時】
3月28日(水)13時30分~15時30分
【場所】
株式会社ディーツーコミュニケーションズ・セミナールーム
【セミナー費用】
4000円
詳細、申し込みはこちらから。