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「AirDisplay」ー 新型iPadを高解像度な外部ディスプレイにするアプリ【増田(@maskin)真樹】


[読了時間: 1分]

 PCでの作業効率を向上させたいのならマルチディスプレイがおススメ。ただ、筆者の場合、震災で事務所が崩壊し実家のリビングや寝室で仕事をせざるを得ない状態となりかなり困ったのだが、「AirDisplay」というアプリで、iPadの画面を外部ディスプレイ代わりに使用できとても助かった経験がある。

 その「AirDisplay」が、Retinaディスプレイ搭載の新iPadに対応した。これまでの2倍の解像度で表示できるようになるという。

PCよりも綺麗




 Mac OS Xに対応したHiDPI モードが追加され、これを使用することでRetinaディスプレイの性能を発揮できる。Retinaディスプレイのサイズは2048×1536で解像度は264dpi。一般的なディスプレイよりも圧倒的な細かい表現が可能となる。

 「Air Display」は、MacとiPadをWi-FiやBluetoothで接続する。ケーブルいらずで便利だが、過去のバージョンでは動作速度が気になることもあった。今回のバージョン(1.6)ではその辺も改善されている。このアプリを導入すると、iPadはちゃっとタッチ可能な外部ディスプレイとして機能する。

 また、Air Displayは、iPad-Macのみならず、AndroidやWindowsマシンにも対応している。複数端末を持てあましているのなら、外部ディスプレイとして活用してはどうだろう。

【関連URL】
・AirDisplay | iTunes App Store
http://itunes.apple.com/jp/app/air-display/id368158927?mt=8
・Air Display: make an iPhone, iPad or Mac an external monitor
http://avatron.com/apps/air-display

蛇足:僕はこう思ったッス
とはいえ、いつも接続しているわけではないが、デザイン作業とか開発作業でどっぷり効率を上げたい時に使用している。普通の外部ディスプレイとして何ら差はないように思える。特に出張先で仕事をする時など、会社で自分のiPadを活用したい時などに機能するかも。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 DJ、emacs使い。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは各種イベント、創出支援、スタートアップ支援に注力。メール等お待ちしております! (宇都宮市在住)
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・Twitter @maskin・詳しいプロフィールはこちら


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