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三橋ゆか里
(@yukari77)
Snapetteは、今いる場所付近にあるおしゃれなファッションアイテムやお店を発見できるスマホアプリ。例えばわたしはよく表参道でお買い物するけれど、新宿のようにデパートがひしめくエリアと違って、お店がそこそこの範囲で散らばってる。だから結局行き慣れたお店を回って終わってしまうことが多い。でも、表参道でSnapetteを立ち上げると、へー!なにこの可愛い靴、500m離れた○○ってショップで売ってるんだ!なんてことが発見できちゃう。“Interest to Action”をコンセプトに掲げる頓智ドットの「tab」のファッション限定版といえるのかも。
ユーザが投稿しているのは全写真の60%で、残りはブランドやストアがマーケティング活動の一環として自ら投稿している。ショップのためのマーケティングツールは、今回バージョンアップしたSnapette 2.0の何よりの特徴。ショップはアプリ上で仮想店舗を作成し、販売しているファッションアイテムのスナップ写真を投稿できる。フィルタをかけたおしゃれなアイテム写真をきっかけに、付近にいるSnapetteのユーザがお店を訪問してくれるというわけ。また、スマートフォンのプッシュ通知を使って近くのユーザに新商品やセール情報を通知することもできるそう。Snapetteはニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ロンドンなど世界の100以上の店舗やブランドと既に提携済み。
Forrester Research社によると、2016年には実店舗で行われた購買行動(売上約16.7ドル)の52%以上がオンライン・マーケティング戦略による影響を受けると予測されてる。今後、オンラインの各種プラットフォーム、そしてそこにオフラインを組み合わせたクロスプラットフォームを上手く行ったブランドが成功していくはず。Snapetteはファッション系のそんなブランドにとっての目的地になれるのか。今後に期待。
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これまで雑誌のECで→UIデザインのコンサル→ウェブ制作会社などを渡り歩いてきました。そこで得たスキル、人、全部かけがえのない財産。幸せの方程式は、テクノロジー(UI, IA..)×マーケ×クロスカルチャー×書く・編集。いま一番夢に近いとこにいる。
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