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[読了時間: 2分]
創出支援に注力している副編集長のmaskinッス。
いわゆる人と人とつなぐという意味での “メディア” は、いわずもがな変容を続けています。大きな特徴は、一方通行の発信のみに留まらず、各ソーシャルメディアとの連携が不可欠になり、さらにはメディアそのものが何らかの機能性を持っていることにあると感じています。
とはいえ、何がどう機能しどういう構図になっているのか市場全体像が見えにくいということもあり、実験的にマトリックス図を作成し初めてみました。
ソーシャルメディア成長の鍵は「小さな対話」
まずは日本国内の状況を表現しようとしてスタートしていますが、マルの大きさが現状とずれているなど表現が統一できてない部分もありますが、横軸は「ブログやTwitterのような一般に発信するもの」ー「家族や友人とのやりとり」を定義、縦軸にはそれぞれの「対話」や「コミュニケーション」の頻度を現わしています。対話にはソーシャルアプリなどでのやりとりも含めています。
例えば「LINE」を御覧いただきたいのですが、家族や友人、仲間といったプライベートなコミュニケーションで火がつき、ユーザーを拡大しています。今後、LINEはプラットフォームとして「プライベート x 対話多数」の領域に向けサービスやアプリケーションを投入するだろうという予測をすることができるようになるといった次第です。
いろいろ修正点もあり、現在のリビジョンは0.4となっています。今後、「TechWave Labs」内でみなさんからの意見などを頂きつつ、議論や検討を重ねながら、参考にできる図を作成していきた
【関連URL】
・TechWave Labs | Facebook Page
http://www.facebook.com/twlabs
蛇足:僕はこう思ったッス
ソーシャルアプリの成功は「対話」をどれだけ発生させているかという点につきると思います。ちいさな対話が頻発することで、伝搬効果が生まれるという仕組みです。もちろんゲーム要素などが軸になっているわけですが、LINEのようにコミュニケーションの利便性向上というニーズをマーケットから発掘することで成功するところもあり、そのようなチャンスは日本のみならず、世界にまだまだ眠っていると感じています。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは創出支援に注力。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは創出支援に注力。