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ヤフー、アスクルを傘下に【増田(@maskin)真樹】


[読了時間: 1分]

 オフィス用品配達サービスの先駆的存在である国内事務用品販売のアスクルは4月27日、ヤフーとの資本業務提携をする同時にヤフーを引受け先とする第三者割当による新株式の発行を実施すると発表した。これによるヤフーの持株比率は42.6%となり、アスクルの筆頭株主になる。出資金の払込終了後、ヤフーから取締役2名がアスクルに派遣されるとのこと。

O2O型プラットフォームとして急成長する可能性も




 アスクルは、プラスの一事業部門として設立されたあと独立上場。BtoB向け事務用品販売プラットフォームを標榜し、サプライヤー(商品供給業者)と顧客を直接結ぶ形式で全国に流通ネットワークを形成してきた。

 一方で、BtoC向け事業として子会社アスマルを設立しているが、今回の提携では始めにこのC向け事業の梃子入れに着手する模様。

 詳細は、本日17時半頃からUstremaで会見するとのことなので、そちらをご覧頂きたい。

【関連URL】
・[PDF] ヤフー株式会社との業務・資本提携及び第三者割当により発行される株式の募集並びに
主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ
http://ir.askul.co.jp/repository/IRRL/PDF/1J0000216000.pdf



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蛇足:僕はこう思ったッス
アスクルの流通網は、単に配送センターから顧客に直送するだけでなく、地域のサプライヤーがそのネットワークに関与するなど独特のプラットフォームを形成している。つまり、地域経済を活性化させ、顧客への密なサービスを展開するO2O(Online to Offline)型の展開もあると考えている。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは創出支援に注力。
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・Twitter @maskincoffee-meeting 詳しいプロフィールはこちら


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