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名刺管理のEightがデータ化100万枚を突破【本田】

[読了時間:1分]
 2012年5月29日、三三株式会社は同社の名刺管理ツール「Eight」が名刺登録通算100万枚を達成したことを発表した。2/28のリリースから3ヶ月での記録になる。

 Eightは、iPhoneで撮影した名刺を送信すると、同社側が人力でデータ化(OCR化)してくれるサービス。現在はすべての機能が無料で使える。


 Eightのマーケティング担当者の千住・エドワード・洋氏よりコメントをもらった。

 Eightの入力センターでは、この3カ月間、とにかく名刺を「正確に、早く」データ化することに注力をしてきました。

 名刺がセンターに送られてくると、まず画像の歪みを補正し、余分な影を除去します。このプロセスも、不備がないかどうかオペレーターが全て目視でチェックをしています。

 目視チェックが終わるとデータ入力作業に入りますが、ここでもただ入力を行うのではなく、Eight独自の入力技術を用いて間違いを起こさずに早くデータを入力する方法を追求してきました。

 結果、この3カ月間で、1日1,000枚以上、1枚につき20秒というペースで名刺をデータ化できる仕組みを構築しました。今後も、名刺管理をスムーズにデジタル環境に移行できるよう、システム面や体制面の強化を行っていきます。

 同社では100万枚登録を記念し、Eight 専用の名刺撮影台「Passhern(パシャーン)」のプレゼントキャンペーンも同時に行なっている。これを使って撮ることで、ピントや歪み、手ぶれを気にせずに名刺の撮影が可能になるスグレモノ。

 なお、Eightは年内の名刺登録枚数1000万枚を目標に、年内に以下のアップデートを予定している。
・Androidに対応したアプリのリリース
・スキャナから名刺を取込む為のスキャンアプリの提供
・スキャンサービスを提供する会社と連携した名刺取込みサービス


蛇足:私が思うに、
 リリース直後はデータ化に順番待ちさえ起きたEight。現在は落ち着いたようですが、あっという間の100万枚達成となりました。
 ヘビーユーザーの私としては、アップデートのリリースが待ち遠しい限りです。
著者プロフィール:本田正浩(Masahiro Honda)

写真家、広義の編集者。TechWave副編集長
その髪型から「オカッパ」と呼ばれています。

技術やビジネスよりも人に興味があります。サービスやプロダクトを作った人は、その動機や思いを聞かせて下さい。取材時は結構しっかりと写真を撮ります。

http://www.linkedin.com/in/okappan
iiyamaman[at]gmail.com

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