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特徴は2つ。まずアラーム機能に工夫が施されている点。iPhone版アプリの場合は、
- アラームが鳴っているときに、誤って端末のスリープボタン(電源ボタン)や音量ボタンを押してしまっても、またすぐに鳴り出す
- アラームを無意識のうちに解除してしまわないように、解除ボタンが押された際は確認メッセージを出す
- スヌーズ間隔を自分で設定できる
次は、普段の行いで社会貢献出来る点。
誰にでも朝はやって来る。我々は、起きなくてはいけない。Morning+は、この毎日の単純な行いをそのまま社会貢献に繋げようとしている。「朝起きる」という行為から想起させうるブランド(食品系や運動・健康系あたりかな?)から協賛を集め、ユーザーが起きた人数x1円を社会に対してグッドアクションをしているNPO/NGO/法人を選んで寄付をするという仕組みを考えている。
Morning+を開発者した佐藤拓也氏は、「ドS」と評された目覚ましアプリMorningBombを昨年リリースしている。
MorningBombは、家を離れるまでアラームを解除できず、制限時間内にアラームを解除しないと「反省文」がTwitterやショートメッセージで自動送信される。さらに、アラームが鳴った後はアンインストールも出来ず、電源を切っても電池を抜いても反省文が送信されるというもの。
しかし、あまりにも厳しいため、ユーザーが一部しか残らなかったそうだ。そこで今回は、「ペナルティーにビビって起きる」のでなく、「気持ちよく起きる」ことが出来るアプリを作ることにしたそうだ。
今日から14日間、ダウンロード数や継続利用率などを判断し、この仕組みにニーズがあるかの実証実験を開始させる。見込みがあれば、この実績を元に協賛企業周りを始めるとのこと。その間は、ユーザーが起きた人数x1円を作者の佐藤さんが毎日コンビニに募金をする。
ダウンロード先は、Morning+の公式サイトから。
もちろん一つのプロダクト・ビジネスアイディアにこだわり、そこに賭けるのも素晴らしいですが、ヒット・アンド・アウェイのように様子を伺いながら、軽やかなモノづくりというのも、今だからこそ出来るやり方です。
写真家、広義の編集者。TechWave副編集長
その髪型から「オカッパ」と呼ばれています。
技術やビジネスよりも人に興味があります。サービスやプロダクトを作った人は、その動機や思いを聞かせて下さい。取材時は結構しっかりと写真を撮ります。
http://www.linkedin.com/in/okappan
iiyamaman[at]gmail.com