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誰かを支援する有効な手段として、20年ほど前から度々注目されているオンライン投げ銭だが、なかなか日の目を見ていないのが現状だ。
手で握れる投げ銭で扱う金額が少ないため、オンラインの決済手段の条件がフィットしないというのが問題の根源にあるといえる。
そこで東大阪のデザインエッグは、15円から手数料無料で投げ銭できるソーシャルカンパサービス「Kampa!」を開発した。
15円から50万円まで1円きざみでカンパ可能
kobo Touch (ブラック) |
「Kampa!」では、欲しい/必要な商品を選択し、その購入支援のカンパとして投げ銭を行う仕組み。(サンプル) FacebookもしくはTwitterアカウントでログイン可能だが、個人情報などを入力することは不要。カンパ受取りする場合にのみメールアドレスを入力ればいい。
なぜ手数料無料なのか? その秘密には「Amazonギフト券」を活用しているところにある。
「Amazonギフト券であれば、15円から贈ることができるんです。口座番号等の個人情報を受け渡す不安があると思いますが、Amazonギフト券によるカンパのやり取りはメール経由なので、それ以上の個人を特定する情報を入力する必要がありません。もちろん入力したメールアドレスが第三者にさらされることもありません」(デザインエッグ株式会社 代表取締役 佐田幸宏氏)
まさにアイディアの勝利といったこのサービス。大阪のコワーキングスペース「オサカンスペース」のコミュニティで実際にカンパの必要性が生まれ、そのやり取りから生まれた発想を、佐田氏が中心となり協力しあいながら実現していったという。共感により人が集まりサービスが生まれ経済が生まれる典型的な創出モデルといえる。
【関連URL】
・大阪スタートアップイベント「Shoot from Osaka(n) vol.2」19時から生中継【増田 @maskin】 #ShootOsaka
http://techwave.jp/archives/51754564.html
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。TechWaveの活動タグは創出・スタートアップ・音楽・表現・ミディアム・子ども・日本・世界・共感。