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前回出展の経験を活かし、海外を志向する日本のスタートアップや、逆に海外製品の日本展開をサポートしたい企業向けに、「日本館」というべき「JAPAN BASE」の立ち上げに尽力しています。
SXSW asia事務局が全面サポートの「JAPAN BASE」を利用することで、より費用対効果の高いSXSWへのチャレンジが可能になるでしょう。(本田)
サカモトハルヒコ
SXSW2013のTRADE SHOW(2013年3月10-13日)への出展申込が始まっている。すでに私の周りでも申込をしたという声が上がり始め、すでにSXSW2013は始まっているんだと感じる毎日だ。
イギリスやドイツ、フランスやイスラエルなど、国を挙げてSXSWへ行く事をサポートしている国は、TRADE SHOWに大きなブースを構え、スタートアップやアーティスト達に様々な形で機会を提供している。これを日本でも出来ないかと様々な可能性を考えて活動をしてきた。今回はこの場をお借りして、その可能性について皆さんにご提案したい。
この度SXSW asia事務局の絶大なるサポートを得て、「JAPAN BASE」と称した日本ブースを設置する事になった。このブースは文字通り日本のスタートアップ、アーティスト達の「基地」として機能し、様々な形で参画してくれる方々のサポートを行う。ブースにはデモ機や大型スクリーンを設置し、来場者へアピールを行う。
また、「日本に進出したい」と願う世界のチームからの窓口の機能も内包し、海外のプロダクトを日本へ広める事が得意な企業へとバトンを渡す。その場で商談が始められるように、すわり心地のよいソファーと商談テーブルも用意した。通常のブースよりも広いスペースを確保している為、ブースでの即興ライブなども可能だ。一つの企業では出来なかった事が、JAPAN BASEで可能になる。
過日のイベントでも述べた通り、SXSWの魅力は正直言ってTRADE SHOWだけではない。近隣で行われる様々なイベント、世界の最先端を走るランナーのパネルトーク、各会場で行われるネットワーキングこそ、SXSWの魅力であり醍醐味だ。TRADE SHOWに出展をすると、ブースに張り付いていなければならず、その貴重な機会を失ってしまう事もまた事実であり、2012に出展した仲間達もそこを不満点として挙げていたのは記憶に新しい。JAPAN BASEが、それを解決する一つの答えだと自信を持っておすすめしたい。
また、諸般の理由でSXSW2013に参加出来ないチームは、JAPAN BASEスタッフが、チームの代わりにプロダクトをアピールする事も可能だ。時間さえ合えば日本とAustinをハングアウトでつなぎ、その場でセッションを始める事も出来る。
私事ではあるが、先日SXSW asiaのオフィシャルエバンジェリストとして活動を始めた。サラリーマンをしながらの掛け持ちは正直言って不安がいっぱいで辛い。打ち合わせの為の東京と大阪の往復は(私は関西在住)金銭面での負担も多く、何度となく「やめようかな…」と思った。
でも、あのAustinのBergstrom国際空港に降り立った時のなんとも言えない興奮や、6th Streetの音楽の喧騒に揉まれて感じたセカイの息吹、やや濃い味付けのTexMex料理の味、道行く人がにこやかに話しかけてくる空気感を、一人でも多くの人に味わってもらいたいから、こうしてひたすら、ただひたすらに考えて走り続けている。毎日のランチがカップラーメンでもいい。色々な人に「ヘンなヤツだ」と思われてもいい。私の心はすでにAustinにあって、その心の声の赴くままに突っ走る。絶対に後悔させない自信がある。この記事を読んでいる皆さん。来年の3月、みんなで乾杯しましょう。Let’s give a toast!
JAPAN BASE for SXSW 2013(http://japanbase.info/)
お問合せ先:JAPAN BASE 阪本治彦(ha@japanbase.info)
SXSW asia Rep. エバンジェリスト。株式会社人間 パートタイムプランナー。TechWave塾大阪OB。某教育系企業でオンラインコミュニティのプランニングをしながら、個人的に関西を、日本を面白くする活動を、好物のカップ焼きそばやつけ麺を食べながら遂行中。プライベートではDJとVJ。とりあえず何でもご相談下さい。
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