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レシートをスマートフォンのカメラで撮影するだけでテキストデータを自動認識し家計簿にしてくれる無料iPhoneアプリ「ReceReco(レシレコ)」。1月31日にリリースされたばかりだが、iPhone AppStoreのファイナス部門で12日連続で1位だったというだけあってなかなか秀逸なアプリだ。
2月20日、21日と東京渋谷で開催中のアプリ博で実際にデモを見せていただいたが、使い方は非常に簡単。アプリを立ちあげてレシートにカメラをかざすだけ。すぐに文字を認識してくれて、「焼きそば」だったら「食費」といった感じに、タッチ操作で簡単に仕分けが可能。これなら家計簿つけが非常に楽になるんじゃないだろうか。
Evernoteと連携しているので、ライフログ的に記録を蓄積したり、写真をつけてFacebook上で友達と情報を共有することも可能だという。
蛇足:オレはこう思う
まあ同様のアプリは有料であったんだけど、無料というところがすごい。開発元のブレインパッドが広告の技術やデータマイニングが本業なので、このアプリが広く普及すれば本業のビジネスに繋げられるから無料にできるのだろう。
レシートの電話番号を認識することで、そのユーザーが特定の店舗の優良顧客であることが分かれば、クーポンを発行することも可能だし、個人情報にひもづけない形で消費データを集めてデータマイニングすることで、リアルタイムの経済の動向も把握できるようになるかもしれない。
いずれAndroidアプリも出るだろうし、これは結構いけるかも。いっときのスタートアップブームのころと違って、今年のアプリ博はビジネスモデルをしっかり描いたレベルの高いものが多いように思う。