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akippaが開閉ゲート型駐車場の予約無人化に成功

駐車場シェアサービスの「akippa(あきっぱ)」は2018年5月9日、無人のゲート型駐車場をネット予約ができるようにするシステム「シェアゲート」を発表しました。なお、駐車場のオーナーは無料でこのシステムを利用できるとのことです。

コンパーキングからホテルや複合ビルなど幅広く導入されているゲート型駐車場

「akippa」は、個人や企業が持つ遊休スペースや、契約者がいない月極駐車場等を15分単位でネット予約できるサービス。これまでもゲート型駐車場への対応を表明していましたが、有人対応が必要で手間もかかることから普及拡大に至りませんでした。

ほとんどのゲート機器に対応

今回、akippaはアート社と共同で駐車場シェアリングサービス「akippa」に使える入出管理デバイスを開発。これを無料でゲート式駐車場オーナーに提供することで、利用者拡大につなげたい考えです。

アート社の入出管理デバイス。ゲート機器に接続して使用。ユーザーはBluetoothでスマートフォンを通信するか、akippaが表示するキーワードをテンキーで入力して承認する仕組み

「シェアゲート」は、大和ハウスパーキングが提供するゲート式駐車場を皮切りに設置を進める計画。すでに、有明セントラルタワーといった首都圏の駐車場で利用できるようになっています。

「首都圏のホテルへの導入は意外と思えるかもしれませんが、増加するインバウンド旅行者は車を運転をせず、駐車場に空きがでることがあるのです。今回のシェアゲートの投入により、人の手間をかけることなく収益化することができるようになりました。」(akippa 代表取締役社長 金谷元気氏)。

akippaはシェアゲートを今後2019年末までに1000拠点設置を目標にするとのことです。

【関連URL】
・[公式] akippa

蛇足:僕はこう思ったッス
 最近のコインパーキングもゲート式が増えてきたように思う。タイヤロック型のコストが大きいのだろうか。デパートやホテル、大型施設のほとんどはゲート式。1拠点あたりの駐車スペースの数が多く、この空きスペースがネット予約できるとなると一気に利便性が増すように思える。akippaは関西圏や首都圏を中心にのべ1万9000拠点の登録を獲得している。昨年末から地方への展開もパートナーと共に注力しているが、例えば九州の西日本新聞社が代理店となるなど資産運用の意外な活用法として脚光を浴びているようだ。

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