- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
米Amazonが展開する音声認識サービス「Alexa」がその展開を加速しています。
「Alexa」は、音声を認識して文字に変換してから「Skill」と呼ばれる機能を実行するプラットフォームです。音楽を再生したり、ニュースを読み上げるのはお手のもの、IoTデバイスを制御したり、映画祭やスポーツの優勝者を予測するなど多様な「SKill」が公開されています。2014年にAmazon Echoというデバイスに組み込まれる形で発表され、その後、音声認識プラットフォームを「Amazon Alexa」として切り出して展開しています。
開発キットが提供されていることから、さまざまなハードウェアやアプリなどに組み込まれています。「Skill」はマーケットに公開されているものだけでも1万以上あり、ユーザーが独自で開発しているものも存在します。例えば、IoTデバイスなどを開発できる小型コンピュータ「Raspberry PI」などにも搭載できるため、自作のEchoを開発してしまう人もいるようです。2017年初頭に開催された展示会CESでは、多くのAlexa対応ハードウェアが発表される大きな話題となっていました。
直近では2017年3月14日(北米時間)に自動運転掃除機「 ルンバ(Roomba)」の2017年第二四半期から「Alexa」を使った音声認識を導入すると発表しています。
また、本日2017年3月17日、米AmazonはiOS用の公式アプリに「Alexa」を実装したと発表しました。
通常のショッピングアプリとしての利用はそのまま、「Alaxa」ベースで動作するアシスタントは冗談をいったり、最新のヒットチャートからおすすめのアルバムをおすすめしてくれるようになるといいます。もちろん、「シャンプーをカートにいれておいて」とか「一番人気のカメラは?」といった検索も音声で実行することができます。
すでに多くのIoTデバイスが「Alexa」に対応しており、その操作も可能です。Amazonが先月(2017年2月)発表したドア開閉機能「Door Lock API」が動作するか確認できていませんが、ショッピングから家電操作、ドア開閉までスマホに話しかけるだけでできることは想像以上のインパクトがありそうです。
【関連URL】
・Amazon.com: : Alexa in the Amazon App
https://www.amazon.com/gp/b?tag=skim1x139863-20&node=16383509011