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アップルが新たな設備投資、米経済に今後5年間で3500億ドルの貢献を宣言

米アップルは現地時間の2018年1月18日、公式記者発表として米国経済とその労働力を支援するため300億ドルにのぼる新たな設備投資プランを発表しました。

米税法の変更による減税を受けたもので、こうした投資と現在の消費ペースを国内サプライヤーや製造業者と組み合わせると、米国経済への直接的な貢献は納税額を除いて今後5年間で3500億ドル以上になると同社は試算しています。

アップルは今後5年で300億ドル以上の設備投資を行い、新しいキャンパスを開設したり、新たなデータセンターに投資をするなどして2万人以上の雇用を創出したい考えです。STEAM(Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)、Art(芸術))に焦点をあてたプログラムへの注力もあわせて発表しています。

また、すでに運用されていた「アドバンスド製造業ファンド」の規模を10億ドルから50億ドルに拡大し、米国内の製造者のイノベーション支援に注力することも明らかにしています。

【関連URL】
・$350 Billion Contribution to US Economy Over Next Five Years
https://www.apple.com/newsroom/2018/01/apple-accelerates-us-investment-and-job-creation/

蛇足:僕はこう思ったッス
 モノ作りはソフトウェアとサービスとの融合によってより価値を生むことを米アップルは証明した。日本はモノにとらわれてしまっているようにみえるが、どうか。新たな経済価値創造を仕掛けるタイミングにきている。

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