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アットホームとグッドパッチがコラボ!これは住まい選びアプリの大本命かも…【@aco220】

不動産情報サービスのアットホーム株式会社と、株式会社グッドパッチが、新築・分譲マンション選びの新サービスTALKIE(トーキー)』http://talkieapp.jp)を2015年7月上旬よりGoogle PlayとApp Storeにて提供を開始。このサービスは、アットホームとグッドパッチの初の共同事業となる。

『TALKIE』は、新築・分譲マンション購入を検討しているスマホ世代のユーザーに向けて、今までにない住まい選びの形を実現するアプリ。物件担当者が投稿する、物件に関するトピックスや街の 情報を見ることができるとのこと。

今回の発表を受け、アットホームとグッドパッチの担当者に詳しく話をうかがってきた。

アットホームは、不動産情報のポータルサイト事業、不動産会社間の情報ネットワークを構築するBtoB事業、不動産会社の業務支援事業という3つの事業を軸に展開してきた、不動産情報サービスのパイオニア。

不動産を探しに店舗へ行くと貼ってある物件情報・図面、あれらの基となるフォーマットを作っているのはほぼアットホーム。つまり、これまで不動産情報展開の基盤を作り続けてきた企業なのだ。

対してグッドパッチはUIデザインに注力し、最近ではスマホアプリのデザインや開発だけでなく、自社サービス「Prott」の運営などを行っている企業。

このような異なる分野で独自の道を歩んできた2社が、なぜ新築・分譲マンション情報の全く新しいアプリを始めようと思ったのか。

左から、グッドパッチ小島芳樹氏、瀧本優氏。そしてアットホーム齋藤聡子氏、山口渉氏、今城道典氏。

チラシやWebサイトでは、どうしても物件担当者の生の声というものは届けづらい。そうなると、モデルルームなどに実際に足を運ぶハードルはやはり高いと思うのです。アットホームは賃貸・中古情報に強いのですが、新築・分譲マンション情報の展開にこれまで以上に力を入れていきたいと思っていて。スマホを使い慣れた方々に、新築・分譲マンション情報を、新しい形で届けるアプリを展開したいと思ったのです」(アットホーム齋藤氏)

そのようなアットホーム側の課題に対し、『TALKIE』を企画したのが、グッドパッチの小島芳樹氏。

「今回のプロジェクトを始めるにあたって、実際に新築マンションのモデルルームに足を運びました。そのとき、担当の方が物件のことだけでなく、街の未来についてまで語ってくださって。私たちの強みはスマホ向けアプリのUI。足を運んだからこそ感じたことを、アプリで実現したいと思い、企画しました」(グッドパッチ小島氏)

実際『TALKIE』では、見学前に物件担当者と直接メッセージのやりとりができる「トーク」機能や、担当者が日々物件や周辺情報を更新する「タイムライン」機能で、物件に関するさまざまな情報に接することができる。

「今までの検索アプリとは違う体験で住まい選びを楽しんでもらいたいと考えています」(グッドパッチ デザイナー瀧本氏)

一般的な物件情報サイトとは異なり、コミュニケーションを軸としたSNSのような作り。ビジュアルが写真メインというだけでなく、エリア内の人気物件ランキングやコラムなどもタイムラインに配信される予定となっているため、Webマガジンのような感覚で楽しむことができる。

アプリの特徴としてまず面白いのが、登録画面。チャットのように入力していくことで、従来の登録フォームのような入力の煩わしさを軽減してくれる設計となっている。

登録後は、住んでみたい街を検索し、地図から物件を探すことができる。物件をフォローすることで「タイ ムライン」を見られるようになるという仕組みだ。「タイムライン」は随時更新されていくので、物件や周辺情報についてより詳しく、常に新しい情報を得ることができる。

機能などに関してはこれからも改良を重ね、“住まい選びの新体験”をさらに充実したものにしていくとのこと。リリース時点では東京都内23区限定にて物件の掲載を行い、首都圏を中心に順次全国の情報を掲載予定となっている。

また、本日より事前登録の募集を開始している。7月上旬のリリースはもちろん、今後の展開に期待したい。

TALKIE(トーキー)新築・分譲マンション』
提供開始日:2015年7月上旬
公式サイト:http://talkieapp.jp
Facebookページ:http://www.facebook.com/talkieapp.jp
Twitterアカウント:http://www.twitter.com/talkieappjp

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