サイトアイコン TechWave(テックウェーブ)

世界中の本をクラウドソーシングで翻訳・販売、エニグモ「BUYMA Books(バイマブックス)」登場 【@maskin】


[読了時間: 2分]

 エニグモは2013年12月4日、世界中の本をクラウドソーシング型で翻訳して電子書籍として販売するプラットフォーム「BUYMA Books(バイマブックス)」のプレオープンサイトを開設した。

 グランドオープンは2013年4月で、現在、会員募集を行っている。







 世界中の出版物の出版社および著作物が、BUYMA Booksに登録することで、日本語・英語を含む多言語に翻訳できる仕組み。

 クラウドソーシングで翻訳を受注するスタッフは、すでに登録を開始しており、現時点で15か国語(日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、北京語、 ロシア語、インドネシア語、スウェーデン語、オランダ語、クロアチア語、アラビア語) への翻訳が可能となっている。

 翻訳後のコンテンツは、スマートフォンやタブレット・PC 向けの電子書籍として、日本国内を含め海外に向け販売する。

 著者および出版社の初期コストはゼロで、売上に応じたロイヤリティ収入が支払われる。翻訳者も翻訳業務単位のフィーではなく、著者同様、売上ごとのロイヤリティ収益を得られる仕組みとなっている。



全てのアプリ開発&運営事業者は参加必須!
アプリHackersラウンジ12/11開催、無料チケットはこちら



【関連URL】
・BUYMA Books(バイマブックス)
http://www.buyma-books.com/

蛇足:僕はこう思ったッス
クラウドソーシング活用型の画期的事業。海外で同等の事業がある認知していないのだが、複雑なサービスをシンプルに構築するのが得意な日本勢の独壇場となる可能性も考えられる。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング → 海外技術&製品の発掘 & ローカライズ → 週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSのサービス立ち上げに関与。坂本龍一氏などが参加するグループブログ立ち上げなどを主導した。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。生んでは伝えるというスタイルで、イノベーターを現場目線で支援するコンセプト「BreakThroughTogether」でTechWaveをリボーン中 (詳しいプロフィールはこちら)

モバイルバージョンを終了