日本発のチャットサービス「ChatWork（チャットワーク）」が本日2017年11月15日17時28分頃から20時28分頃までサービスが利用できない状態になりました。
これに伴いTwitterの日本のトレンドトップリストには「Chatwork」「チャットワーク」が上がるほど話題となりました。
「メールよさらば」
メールに変わるチームコミュニケーション手段の火付け役として日本でビジネスチャットサービスの提供をいちはやく開始した「ChatWork」。システム開発者系の米Slack、管理職・クリエイティブ系のChatWorkとして日本の人気を二分しています。
大量の情報が常時流れ続けるビジネスチャットのサービスダウンは利用者にとっては影響が大きいと追われています。2017年11月1日に発生したSlackのサービスダウン（参考「チャットサービスSlackが一時ダウン、接続障害で全ユーザーがログイン不能に #slackdown」）は、ユーザーが多い米西海岸ではちょうどハロウィンのイベントが始まる夕刻に発生、「ハロウィンだから問題ない」などといったジョークまで生まれました。
ChatWorkは11月13日にも同時間帯に障害が発生。今回の障害は、ウェブやモバイルアプリ、PCアプリ、各種API、KDDIが提供する企業版までも使えない状態になりました。
TwitterにおけるChatWork障害関連の投稿では「早く帰れる（＃そんなわけない）」「代わりにSlack使う」といったものから「至急復旧の目処をお伝えください」など切羽詰まったものも目立ちます。
ChatWork社は18時30分頃に「復旧の目処は立っていない状況」ということを明らかにしています。
追記1 19時30分過ぎ「全力で対応中」とのコメント。
追記2 20時28分 復旧のアナウンス。
原因についての詳細は現時点では明らかになっていません。
【関連URL】
・アクセス障害のお知らせ
https://help.chatwork.com/hc/ja/articles/115000180321-2017-11-15-アクセス障害のお知らせ
チャットサービスはシームレスにさまざまな情報が流れるものだけに、途切れるとコミュニケーションどころか思考を含めた全プロセスが停止するので深刻。