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コリジョン・フロム・ホーム活用法:ネットワーキング編

新型コロナウイルスの影響を受け、多くのイベントがオンラインに移行しており今世界では実に多くのオンラインセミナーやイベントをみかけるようになりました。オンラインイベントでのネットワーキングを皆さんはどのように考えていますか?リアルで名刺交換ができないからこそ、オンラインカンファレンスならではの仕組みが必要です。
今回は、6月に開催される、北米最速成長率を誇るテクノロジーカンファレンス「コリジョン」のデータを見ていきます。参加を検討している人の参考になればと思います。

3万人以上が参加する大規模オンラインカンファレンス

Collision from Homeの参加者は、100カ国以上から30,000名以上といわれています。参加者の多くは、テクノロジーの発展をリードする業界の専門家や有力企業、またテクノロジーの進化とともに変化を求められる世界の有力企業、それに関連したスタートアップや投資家が参加します。参加者は、世界の最新トレンド、最新の製品など、自分達の分野で優位に立つためのツールについて学びにきています。

コリジョン・フロム・ホームでのネットワーク

自らをイベント会社ではなく、テクノロジー集団と主張するコリジョン・フロム・ホームの主催者チーム。そこまでいうだけのことはあり、イベントで開催するソフトウェアやアプリは自社で開発しています。200名以上の社員の半数近くがエンジニアかデータサイエンティストという、イベントを主に主催する企業にしては、世界的に見ても稀なチーム構成をもった集団です。そんな彼らが作るネットワーキングシステム。オフラインでの開催時に使用していたものを今回オンラインカンファレンス用にアップデート。イベント開催中の新たな人脈作りを促進するためにデザインされています。チケットを購入し、イベントアプリにログインした瞬間から会期前でも他の参加者と繋がることができます。他にも、ラウンドテーブルディスカッション、テーマ別ディスカッション、専門家によるワークショップ、スピードネットワーキングセッションなどが用意されており、全てアプリ内から登録できます。

アプリは本当に効果があるのか

筆者も過去に参加してアプリを使ったことがありますが、アプリで繋がってから毎年このイベントで会いトレンドを教えてもらう人たちがいます。また、過去の日本からの参加者からもアプリを通して知り合った投資家と有益な話ができた、メディア取材が入ったなどポジティブなフィードバックをたくさん伺いました。
ここでは、創業者、パートナー、メディアからのお気に入りのフィードバックをいくつかご紹介します。

ジェニー・トンプソン(SafetyPIN Technologies)は、「自分のビジネスのパートナー、投資家、そして今でも毎週連絡を取り合う程意気投合した人など、実に多くの貴重な人脈に出会いました。イベントはほんの数日ですが、会期後も効果は継続しており、指数関数的に成長しています。」と述べています。
AI企業で働く参加者は、「コリジョンには、テクノロジー業界の最も重要な人々が一堂に会します。私たちのスタートアップが参加して得た効果は、本当に信じられないことでした。すぐに価値のある人脈を得ることができ、今後数年間のビジネスの原動力となりました。」シスコのカナダオフィスからの参加者は、「配信されるコンテンツ、リーチ、などによって、我々が求めている中小企業のリーダーとのエンゲージメントを得ることができると確信しています。」

ビジネスの新たな変革を模索するためにパイプラインをリフレッシュし、価値ある人脈を作り、イベント終了後も長く続く高品質のネットワークを生成したいと考えているのであれば、コリジョンはおすすめのイベントです。現状ここまでオンラインカンファレンスに特化したネットワーキングシステムを自社で持っているところはほぼないと思います。

Collision from Homeは、2020年6 月 23 日か~25 日オンラインで開催されます。チケットの購入が必要です。

Collisionとは
世界7万人が集結する世界最大級のテクノロジーカンファレンス、ウェブサミットの北米版。世界120カ国から25,000名が参加する。大企業、スタートアップ、政府関係者、メディアなどが参加している。役職も様々だが、テクノロジーや社会問題についてきちんと語れるハイスペックな参加者が多い。カンファレンスステージは14あり、データ、AI、自動運転、ヘルス、マーケティング、クリエイティブなど各業界を網羅している。
ウェブサミットは2014年からグローバル展開を始め、アジア版RISEと北米版Collisionをローンチ。コリジョンは、初年度にラスベガスで開催されてから、米ニューオーリンズへ移動。2年前にカナダ政府が誘致を打診。満を期して3年間の開催権を獲得。経済効果は、147Mカナダドルといわれいてる。北米史上最速の成長率を誇り、2018年から2019年の1年間だけでも7倍規模が拡大している。
今年は、新型コロナウイルスの影響で正解中でイベントが延期・中止されています。Collisionもそのひとつ。今年は、”Collision from Home” という名称で、オンラインで開催されることになりました。オンラインといいつつも、同社自前の名物アプリは健在。参加者はこのアプリを使って他の参加者と交流を深めることができます。

Collision from Home開催概要
日程:2020年6月23日~25日
開催方法:オンライン
参加方法:オンラインにてチケット購入
公式サイト:https://collisionconf.com/
※日本事務局による日本語解説付きチケット:こちら

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