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creww、スタートアップ企業向け人材紹介サービス「Starboard(スターボード)」を開始へ

スタートアップとの協業案件などを手がけるcrewwは2017年11月22日、スタートアップ企業専門の新しい人材紹介サービス「Starboard(スターボード)」を11月27日から提供開始すると発表しました。

Crewwは2012年創業。当初からスタートアップと大企業の連携企画を推進し、現時点までにスタートアップ企業約3100社が登録。約100社の大企業と約400件の協業案件を扱った実績があります。

「Starboard(スターボード)」は、慢性的に人材不足に陥るスタートアップ企業の支援事業として新たに展開するもので、報酬体系や企業情報の開示などのインフラを整備するほか、crewwが展開するオープンイノベーション事業やコミュニティなどとの支援が受けられるものになるとのことです。

 

経営企画からバックオフィスまで

「Starboard(スターボード)」の対象になるのは、crewwのコミュニティに登録されているスタートアップ企業3100社で、営業・企画開発から総務、オープンイノベーションの専門家まで多様な人材を紹介する計画。

crewwコミュニティには、事業内容のみならず人材ニーズをくみ取る仕組みが用意されているほか、crewwが2017年10月30日から展開しているスタートアップ企業を中心としたオープンイノベーションスタイルの共有型オフィススペース「docks」で展開する各種プログラムと連携した展開を計画しているとのこと。

当初は数千名の転職希望者を集い、3年以内には1万名にまで拡大する計画です。人材を求めるスタートアップ企業にはリーズナブルな料金体系でこのサービスを提供し、3年以内に登録スタートアップを5000社まで拡大したい考えです。

【関連URL】
Starboard』公式ホームページ
https://starboard.work/

蛇足:僕はこう思ったッス
 日本のスタートアップ黎明期に登場したcrewwもすでに5年。粛々と事例を増やし続け、ここにきて新たなフェーズに突入。大企業もスタートアップも境目無く人材が不足しているフェーズにどう新興企業への魅力を伝えきれるかが焦点となるのだろうか。特にオープンイノベーションという文脈で「大企業」x「スタートアップ」の構図がようやくここにきてブームになっているが、ほとんどがイベント型で大手企業や日本の社会における人材観点での構造改革にまでは至っていない。それが大きな不確定要素であり、巨大なチャンスでもある。

 

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