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CVC運営のウィルグループが本気のメンタリングを実施 【@masaki_hamasaki】

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 東証1部上場の株式会社ウィルグループのインキュベーション本部が、ベンチャーとのメンタリングイベントを東京都内で開催中。2016年7月1日にアントレサロンにて、2016年7月12日はImpact HUB Tokyo開催。次回は8月の開催を予定しており、2016年中は毎月の開催を予定している。

 ウィルグループのインキュベーション本部はCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)やウィルグループからベンチャー企業への出資を通じて、グループに新しい事業を持ち込み、 WILLビジョンを実現することをミッションとしている。WILLビジョンとは、「働く」「遊ぶ」「学ぶ」「暮らす」の事業領域において、期待価値の高いブランディングカンパニーを創出し、各領域においてNo.1の存在になること。ウィルグループが運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)とは、事業会社が自己資金によって自ら投資活動を行うための機能を持つ組織である。

 ウィルグループのインキュベーション本部は、低価格で簡単設置のホームセキュリティ「Secual(セキュアル)」や、企業で活躍する社会人と学生をつなぐ「VISITS OB」を運営する株式会社VISITS WORKSなどに投資を行っている。

一回目の開催で来場したスタートアップに話を伺うと「普段接することができないベンチャーキャピタルの方とお会いするよい機会になった。」「課題が明確になり、事業を進めていく上で一歩先に進めそうだ。」などの声が上がった。実際に事業を行っている立場からのアドバイスは、ベンチャーにとってもよい機会になったようだ。

メンタリングにご関心のある方は、下記よりご応募ください。

申し込みURL:http://goo.gl/forms/aTZjCODmmCfGisGu2
株式会社ウィルグループ:http://willgroup.co.jp/
会場協力:アントレサロンImpact HUB Tokyo

蛇足:僕はこう思いました
CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)は、通常事業会社のパフォーマンスに寄与することを意識されることが多い。新規事業開拓にかかるリスクやコストの軽減、自社内では得られない新規の技術やアイディアの獲得・開発を狙いとして、CVCを立ち上げる企業が増えている。今回、メンタリングイベントに参加させていただいた印象では、あくまで私見だが、事業シナジーや投資先として魅力的かどうかも見ているだろうが、それ以上にかつてはベンチャーだったウィルグループと同じように、ベンチャーに挑戦する人たちを応援したい、という気持ちが伺えた。ベンチャー経営をしている中で、ウィルグループが培ってきた営業ノウハウや、採用などさまざまな支援は活きてくるだろう。今回の取り組みは、年内、毎月行われていくようだ。今後もシェアオフィスを会場として、ウィルグループのインキュベーション本部の方がメンタリングを行っていくとのこと。
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