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自らを理系、電子辞書音楽を標榜するエレクトロニカユニット「DENSHI JISION」(デンジシジョン)がすごい。
「理系の学部って名乗っただけで少しダサいって女子から思われる(笑)」(ボーカル&ギターヨシダシゲル氏)と一種のゆがんだ劣等感から理系の地位向上の方向へと歩んだとはいえ、その思いは軽率ではない。
「これまでの日本語ロックの歴史は、「はっぴぃえんど」から始まり「BUMP OF CHICKEN」や「サカナクション」等現在に至るまで、文学的な側面から語られることが多かったですが、自分の専門分野である「理系」と「ロック」を融合させたらどうなるだろう?という最初は単純な興味からでした。理系って本当は凄いのに、なんとなく文系が優遇されるこの世の中に納得がいかなかったんです。ですから、DENSHI JISIONの楽曲の中には理系男子ならグッとくるポイントが一杯盛り込んであるんです。例えば「つくばミッドナイト」という曲」。
「何かが終わる瞬間に、何かが生まれているはずさ」
「この曲の歌詞「何かが終わる瞬間に、何かが生まれているはずさ」のですが、これはエネルギー保存の法則のことを歌っていて。エネルギー保存の法則って素晴らしい公式だなって思っているので。それだけじゃありません。DENSHI JISIONのロゴは赤色をしているのですが、正確には「スカーレット」という赤色。ストロンチウム(Sr)の炎色反応の色なんです。」(ヨシダシゲル氏)
そんな「DENSHI JISION」は筑波大学在籍時の筑波音楽協会という主にメタルを演奏する軽音サークルにて結成。メンバーの入れ替えを経てVo&Gtヨシダシゲル、DJ博士、Dr.geng-changの現体制となった。2013年に1st ミニアルバム「理系デンシ」を、2014年に1st フルアルバム 「EDM -ELECTRONIC DICTIONARY MUSIC-」をリリース。サマソニやSonyMusicのイナズマゲートなどのファイナリストに選出されるなど実力もある、
現在、DENSHI JISIONはつくば周辺での活動をしながら、全国区での進出を画策。ヨシダシゲル氏は作曲家やアレンジャーとして活動。つくばのスタートアップFullerにもサウンドディレクターとして参画している。
将来は「つくばでテクノロジーやIT、宇宙開発などを盛り込んだ複合的な音楽フェスを開催したいと」と考えているという。
直近のイベントなどの予定
3/26(木) – 2015年デンシ宇宙の旅 – 第2弾 @秋葉原GOODMAN
4/23(木) – 2015年デンシ宇宙の旅 – 第3弾 @秋葉原GOODMAN
【関連URL】
・DENSHI JISION OFFICIAL SITE
http://denshi-jision.info/
・アルバム「EDM -ELECTRONIC DICTIONARY MUSIC-」
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