サイトアイコン TechWave(テックウェーブ)

DMMのシェアサイクルは迷惑駐輪回収にも対応、「DMM sharebike」公式サイトオープン

DMM.comが2017年9月8日に発表したシェアサイクル事業「DMM sharebike」の公式サイトが本日2017年9月15日オープンしました。


価格体型や機能は明らかになっていませんが、以下のような情報が記載されています。

スマホアプリ
アプリがあればすぐに自転車を探せる多言語対応で、使いやすいアプリを目指します。

価格
誰でも乗りたい時に、すぐに乗れるずっと乗れる安心できる価格プランを目指します。

駐輪場
乗りたい場所、行きたい場所ですぐに見つかる景観美に配慮した駐輪場を目指します。

自転車
乗ってることが楽しくなる乗り心地と、夜間での安全性も考慮した自転車を目指します。

回収システム
街中の迷惑駐輪車の回収や、自転車が少ない駐輪場への補充を目指します。

定期メンテナンス
有資格者の管理のもと、定期メンテナンスで安全で清潔な自転車提供を目指します。

注目は迷惑駐輪車の回収や、利用できる自転車がないDMM.sharebike対応駐輪場への補充などを手がける回収システムを導入する点など。

DMM.comはこのシェアサイクル事業で「JAPANクオリティ」を標榜していますが、メンテナンスや回収を人力でやるとなるとコストがかさみがち。今後、消費者が支払う利用料が海外勢と戦えるレベルになるか注目されます。

【関連URL】
・DMM.sharebike 世の中をもっと楽しく便利に。
http://www.dmm.com/top/special/sharebike/

蛇足:僕はこう思ったッス
 依然として爆発的な勢いを持ち続ける中国シェアリングサイクル勢では、増えすぎたシェア自転車の迷惑駐輪が問題になるなど、まあ、考えれば当然そうなるであろうと思われる状態になっている。例えば日本でも、駐輪場が一杯の郊外地域で安易にシェアサイクルをスタートしては当然ながら問題をさらに悪化させるだけ。一方で、工夫次第で自転車盗難の回避や公共交通機関の混雑回避、柔軟な移動手段としての定着など工夫次第でうまくいきそうな領域も沢山あるので期待したい。
モバイルバージョンを終了