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Facebookの読みは当たった。「イベント」が人と人とをつなぐ重要な要素になったのだ。
TechWaveがFacebookのイベント機能を使用して本格的にイベントを開催し初めたのはおよそ5年前(例)。当時はまだ珍しかったが、今や誰もがこの機能を使ってイベントを開催している。Facebookフレンドの人数や属性にもよると思うのだが、大きなフェスティバルから近所のバザーまで毎日何らかのイベントが開催されている人も多いのではないだろうか。
そんなFacebook「イベント」の機能だが、現時点で毎日1億人以上がFacebookイベントを利用するまでに成長。年間数百億のイベントが開催されるようになったという。
ただ、問題は「イベント」が多過ぎるということ。あまりに簡単にイベントを開催できるようになったため、大切なイベントが見過ごされることも少なくない。
そこで米Facebookは2016年10月7日、イベント機能を単体で使用できるアプリ「Events(イベント)」をリリースした。現在は、iOS版のみで、北米のみで提供を開始している。順次、Android版を提供する予定。
カレンダーと統合
「イベント」アプリは、Facebookのイベント部分を切り出したもの、とは言い切れないほど機能が豊富だ。まずアプリを起動すれば、その日のカレンダーと今いる地域で予定されているイベントの一覧が表示される。イベントは、フレンドが開催したり興味を持っているものに限定されいてる。
下部の「カレンダー」アイコンタブをタップすればカレンダーが表示される。これはイベントはもちろん、スマホ本体のカレンダーやGoogleカレンダーなどから予定を取り込んでくれるので、その日にどんな取り組みがあって何をするのかを計画をするのかに役に立つ。
人を軸にイベントを発掘
これまでのFacebok「イベント」は、フレンドが自ら開催したり興味関心を持ったイベントがタイムラインに流れてくるのをキャッチするしか発掘方法がなかったが、「イベント」アプリではその方法がより柔軟に機能拡張されている。
まずは、フレンド軸でのイベント発掘は以下のように、主催・参加・興味ありと反応したイベントを一括してブラウズできるようになる。「興味あり」などにしておけば開催前に通知してくれる。
設定で、イベントに関するプッシュ通知や通常いる場所(City)、関心のあるカテゴリーなどを事前に登録していくことが可能。
日時と場所、カテゴリーで検索
検索ページを開けば、日付や場所、カテゴリーからイベントを検索可能。
日付とカテゴリーで絞り込んでから、マップで閲覧するということも可能。おもむろに「今日はどのイベントにいこうかな」などという時にも便利。
イベントページは、Facebookアプリと同じ構成のようだが、これはこれで必要十分と言える。
Facebookはこれまで、多数の機能を別アプリとしてリリースしてきた。Messengerの時は、Facebook本体アプリから半ば強引に切り出してきたため一部で混乱も正じたが、「イベント」アプリは別アプリにより大きく進化した好例と言えるだろう。むしろ、Facebook本体の機能に留めたままだったとしたら、宝の持ち腐れだったように感じる。
【関連URL】
・Introducing the Events from Facebook App
http://newsroom.fb.com/news/2016/10/introducing-the-events-from-facebook-app/
・Events from Facebook – Find things to do near you By Facebook, Inc.
https://itunes.apple.com/us/app/events-from-facebook-find/id1153443320?mt=8