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TechWaveから緊急のお詫び 編集長・増田真樹 @maskin

・「本日の謝罪記事について」という当記事についての補足記事を公開させていただきました。
http://techwave.jp/archives/from_techwave_20130828.html


[読了時間: 2分]

 TechWave編集長の増田真樹です。

 今日は、とても重要なご報告があって、記事を書かせて頂きました。

 新体制のTechWaveの寄稿者としてオリジナル記事を書いているメンバーの一人が、不正を行っていた件です。

 2013年8月26日夜、古くからお付き合いさせていただいているメディア業界の知人らから「TechWaveに寄稿しているある人物が不正を働いている。記者らも情報を得ていて、記事になるだろう」といった内容の連絡を受けました。

 衝撃の内容で、頭が真っ白になりました。

 すぐに本人に連絡を取り合ったところ、内容を認めました。

 翌朝「当事者に謝罪にしいく」と連絡を受け、今もお詫び行脚を続けている状態です。

 概要を説明すると、グループで運営していたという匿名のTwitterアカウントや まとめページ を活用し、ある事案に関係する複数の人に対し、平常のやりとりはいいがたい口調で批判や指南などをしていたというものでした。

 思い返せば、「ある事象」とする一連の問題について、私自身がFacebookのウォールで懸念の声を公開したのがきっかけでした。

 本人は、新体制としてマイナス局面からリスタートに尽力するTechWaveに共感し、誠実に支援してくれてていた一人です。

 それで当事案が浮上した際、「TechWaveが本気で支援したいと思っているITスタートアップや業界全体に悪影響がおよぶ」と強い問題意識を口にしていたんです。その場で「記事にすべきでは」という進言も受けましたが、むしろ黎明期にある日本のITスタートアップを活性化させるべく、もっと大きな課題に立ちむかうべく努力すべきだと返事をするにとどまりました。

 結局、本人はそういった強い課題感を増大させ、しかしながら到底認めることのできない手法で自己主張をするに至ってしまったのです。

 今となっては遅いのですが、きっかけを作ってしまったこと、もっと対話して建設的なことを一緒にできていれば流れは変えられたと、強く後悔し反省しています。

 各方面に多大なご迷惑をおかけして、申し訳なく思っています。心からお詫びしたいと思います。

 また、実は、その後の調べで、TechWaveへ寄稿した記事を使って 当該アカウントやまとめページへ 読者を流入させていたことも判明しています。一時期ではありますが、不正コンテンツ運用に一部加担する形となってしまっていたことを、本当に残念に思います。

 現在、問題を起こした本人の記事は取り急ぎ全て取り下げ、アカウントも使用不可としています。

 2013年1月15日の体制変更以降の寄稿者メンバーは現時点で30名超。ようやくリスタートし100名体制に向け門出をする矢先のことでした。

 メンバーに対しては、寄稿記事に、関連する商材に限定する形でアフィリエイトなどの広告を1点のみ貼り付けることは認めていますが、「自己PRを目的とするもの」「アフィリエイトなど収益を目的とするもの」を厳しく制限する方針を打ち出しているところで、こうした事件が発生したことは私の努力不足であり、自責の念にかられている次第です。

 本人の謝罪など事態の整理もまだの状態で、事件の全貌はまだ明らかになっていません。概要をお伝えするにとどまりますが、すべての人に対し、情報提供などのサポートは惜しみません。今後事態が整理され、前向きな状態になることを心から願っております。

 現在、TechWaveは私増田一人が運営事務局として責任を追い、多数の企業や個人のみなさまの支援を受けながら新体制を構築している状態です。にもかかわらず、期待を裏切るような形となり、本当に申し訳ございません。心からお詫び申しあげます。
 


(追記)2013年8月28日 13時45分
詳細記事がCNETから公開されました。

.クラウドソーシング業界を揺るがした“大炎上”の一部始終
http://japan.cnet.com/news/commentary/35036388/


著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演している。現在、スタッフとしてスタートしたTechWaveをリボーン中。中長期プランニングやアドバイザリー活動で定評がある。(@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中)
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