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Google、日本のロボット開発会社を買収【@itmsc】


[読了時間: 2分]

Amazonが発表した「無人飛行機による商品の配送計画」は衝撃をもって迎えられた。

これに対してGoogleは「自動車の運転が可能なロボットによる、陸路での配送システム」を計画していることが明らかになった。
2013年12月4日のNY Times紙によると「ロボットによる自動物流システムを実現するため、Googleはいくつかのスタートアップを極秘裏に買収した」とのこと。

そしてこの買収された会社こそ、ヒト型ロボットの研究開発を行う日本のスタートアップ「SCHAFT」である。



SCHAFTは東京大学でロボットの研究していたメンバーが中心となって設立され、現在はアメリカの国防機関であるDARPAの主催するロボットコンテストに参加するためのヒューマノイドを開発している。このコンテストは原発での災害をテーマにした大会で、出場ロボットには「自動車の運転」「障害物の除去」などのミッションが課される、というものだ。

「ヒト型のロボットが車を運転し、仕事をする」というと、まるで何世代も未来に実現するか、もしくはSF世界の中だけの話のように聞こえるが、意外と近い未来にその光景が見られるのかもしれない。

ヒューマノイドの活躍する未来を実現するため、SCHAFTは海を渡り、Googleにジョインする。

蛇足:僕はこう思いましたー。

 
ロボットのコンテストというと、テレビでみた高専対抗のロボットコンテストを思い出すが、世界最高峰のロボットコンテストは自動車を運転するなど、まるでSF映画の世界である。今回の買収劇にはSCHAFTのCFOである加藤崇氏が活躍したと聞く。加藤氏には何度かお会いしたことがあるので、買収にいたる経緯など、詳しく聞いて後日記事にしたいと思う。
著者プロフィール:スタートアップ支援のパレット(株)代表:伊藤匡(いとうまさし)
東京大学 情報科学科  => 2001年 フリーランスのプログラマーとして活動開始 => 2005年 ウェブ制作のソラソル(株)立ち上げに参加 => 2009年 CTOを4期つとめ退職 => 2009-2011年 フリーランス活動&育児 => 2011年 パレット株式会社の設立 => 2012年 インドネシア(バリ島)へ移住 => キャッチフレーズは「国境を超える力!」

運営サービス:
* コミュニティ運営クラウド「サークルスクエア

支援先スタートアップ:
* KAIZEN platform inc.
* ビデオコミュニケーションアプリ「unda

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