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ネットとマスの融合、「E-DGE(エッジ)」は新たなスターを生むプロダクションになる

YouTuberなどネット系インフルエンサーと企業のプロモーション活動をマッチングする事業「BitStart」を提供するBizcastは本日2017年7月5日、テレビや雑誌といったマスメディアとの融合をコンセプトにしたプロダクション「E-DGE(エッジ)」を設立したと発表しました。

BizCastが運営するインフルエンサーマッチングサイト「BitStar」には、YouTubeチャネル登録者10万人を超える人気インフルエンサーが登録されており、そこから選抜された30名が新しく設立されたプロダクション「E-DGE(エッジ)」に所属し、番組制作などさまざまな取り組みを展開していきます。

これまで「BitStar」では企業とインフルエンサーのマッチング事業を展開しており、主にプロモーション型の案件が展開されてきました。

「E-DGE(エッジ)」では、インフルエンサーのマネジメントなど多角的な事業に取り出すことで、番組制作や各種コンテンツ・イベントプロデュースなど活動の幅を拡大する形になります。

また、芸能事務所やマスメディアとの提携により、インフルエンサーのキャスティングのみならず、一般タレントのネット進出支援など、ネットとマスメディアを適材適所で融合しながら最先端のエンターテインメントを実現していく考えです。

BizCast代表取締役社長 渡邉拓 氏は「テレビ番組の番宣をYouTubeで、といった使い分けから、メディアを横断したコンテンツの開発などさまざまなスタイルが考えられます。最終的には、かつて映画デビューがスターへの道筋だったように、ネットの世界をスターダムへの入り口にしていきたい」と抱負を語ります。

【関連URL】
・E-DGE(エッジ)
http://e-dge.co.jp
・株式会社Bizcast
http://corp.bizcast.bz/

蛇足:僕はこう思ったッス
 BizCast代表渡邉氏は「まだ、YouTuberはアングラ扱い」という。ただ、今の十代のヒーローはYouTuberであり、それは決してアングラではなく健全なスターだ。彼の描く「健全なネットのスター」の誕生はもはや時間の問題かもしれない。ネットとマスの融合、度々浮上して、少しずつ前進するこの領域、BizCastとはどんな手を打ってくるのだろうか。
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