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IoTホテル「&AND HOSTEL」、6つ目のハイテク新店舗が浅草にオープン

IoTデバイスを駆使した空間作りおよび宿泊体験を展開するスマートホステルブランド「&AND HOSTEL」」は2018年8月1日に六店舗目となる「&AND HOSTEL ASAKUSA STATION」を開業することを発表しました。

「&AND HOSTEL」は、IoTおよび建築の融合事業を展開するand factory社が展開するもので、アメリカのIoT展示体験施設「b8ta」のような最先端のIoTデバイスを集結させるコンセプトを踏襲し、「世界とつながるスマートホステル」宿泊者同士のコミュニケーションやコストパフォーマンスを追求した人気施設です。

Z-WAVE通信規格を導入したハイテクホステル

新たにオープンする「&AND HOSTEL ASAKUSA STATION」の最大の目玉は、ロケットベース社と協働で、通信規格「Z-WAVE」を統一通信規格として、Wi-FiやBlutoothの代替として導入。

ロケットベース社は、この領域の実績が豊富な府川誠二氏による新会社で、同社の展開するIoTデバイス管理クラウド「White Base」を活用することで、開発コストを削減し、管理を円滑ににするだけでなく「利用者の行動傾向やデバイスの利用状況の分析をよりスムーズ」にすることができるといいます。

名称 &AND HOSTEL ASAKUSA STATION
住所 東京都台東区西浅草2丁目17−11
交通 つくばEX「浅草」駅から徒歩4分
東京メトロ銀座線「浅草」駅から徒歩10分
東京メトロ銀座線「田原町」駅から徒歩5分
構造・規模 鉄骨造陸屋根7階建
設計 渡辺淳一建築設計事務所 / モリリエ ケンチク&デザイン
施工 株式会社マルイマ
面積 354.76㎡
定員 70名
部屋数  IoT Double Room 5室 / Smart Dormitory 60床
開業日 2018年8月1日

【関連URL】
・[公式] and factory

蛇足:僕はこう思ったッス
横浜市経済局の取り組みの中でand factoryの構想を聞いたときは「IoT並べるだけで価値が生まれる?」と疑問に感じたのだが、実際の住環境や宿泊体験を間接的に見ると、むしろ私たちの生活の中で使われているスマートフォンなどの機器の使われ方が断片的なものに過ぎないということを感じていた。今回、府川誠二氏による技術的なグローバルスタンダードの取り込みにより、IoTホステルから、本当の意味での未来を予見するスマートホステルへの一方を踏み出したように感じる。

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