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全米を舞台に展開されるモノxインターネットをテーマとしたハッカソン「THE INTERNET OF THINGS」(以下、IoT Hackathon)の結果が2014年1月5日に発表された。
このハッカソンは、そもそも米AT&Tが主催する形で24時間でモバイルアプリを作るというテーマで2013年8月から全米4会場で開催。各地で勝ち抜いたファイナリスト8チームが2014年1月5日にラスベガスで最終決戦を行っていた。
パロアルト会場では、日本人でサンフランシスコ在住の大島孝子さんおよび陸翔氏のチームが入賞([ハッカソン挑戦記inシリコンバレー] AT&T, Intel主催 Internet of Things Hackathonで入賞してきた!【@hatone】)し、その後の動向に注目が集まっていた。
結果は、大島孝子さんと陸翔さんチームが開発した「FooDraw」が優勝。2万ドルの賞金を獲得。
「FooDraw」は実物大サイズで食べ物を描くとカロリーを計算できる、うまくモノとネットを融合したアプリ。
一方、別途ラスベガスで開催されていた「AT&T Hackathon」でも、ミクシィでDeployGateを運営する井上恭輔さんを加えた3人で参戦。こちらでも3G接続できるスマート枕「Lonely Pillow 3G」が、Women In Tech Accelerator部門で優勝。賞金1万ドルを獲得した。
全米トップの開発イベントでの日本人の優勝。技術力とアイディアと情熱が現地に受け入れられた形となった。
【関連URL】
・The happy winners FooDraw celebrate their #IoTHack victory!
https://twitter.com/IoTHackathon/status/420043077424668672/photo/1
・[ハッカソン挑戦記inシリコンバレー] AT&T, Intel主催 Internet of Things Hackathonで入賞してきた!【@hatone】
http://techwave.jp/archives/internet_of_things_hackathon.html