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ジェイアール東日本フードビジネス(以下、JR東日本フードビジネス)は本日(2019年9月4日)、JR駅ナカに展開する「R・ベッカーズ池袋東口店」ほか数店舗で、無人で注文および決済が可能になるセルフ注文決済端末「O:der Kiosk」(オーダーキオスク)の導入を開始しました。
「O:der Kiosk」は、Showcage Gig(ショーケースギグ)社とJR東日本フードビジネスが供応で開発したもので、タッチパネルなどが搭載された注文機器以外に、スマートフォンなどで店外から注文・決済などを行うことが可能です。
決済手段は、交通系電子マネーに加え、各種クレジットカード、主要なコード決済にも対応
JR東日本フードビジネス、30年のこだわり
JR東日本フードビジネスは創業30年。ファストフードから喫茶店、和洋中レストランなど250店舗以上を展開。R・ベッカーズのその中核となるブランド。
R・ベッカーズのこだわりは、ハンバーガーのバンズをお店でイチから手作りで出すなど本格的な味を追求している点にあるとJR東日本フードビジネス社長の山際貞史氏は言います。
「美味しい料理をより便利でお客様に提供しよう。そのために、より注文しやすくより手作りのおいしさに注力できる未来型店舗を進化させ、対応店舗を増やしていきたい」。
店頭キオスクとモバイルの合わせ技の妙
R・ベッカーズ池袋東店に設置された「O:der Kiosk」端末は、人と同じくらいの背丈がある大きな端末。スクリーンはタッチ操作可能で、使用感は「大きなスマホ」といったところ。
画面でオーダーをした後、決済をすると、厨房などに設置されたオーダーリストに予約番号とその内容が表示され、あとは商品ができるのを待つだけ。専用のカウンターで受け取る仕組み。
これはスマホからのオーダーでも同じ。ウェブサイト(beckers.oderapp.jp)から店舗と時間を選び注文し決済まで行い(スマホからの場合クレジットカードのみ対応)、専用カウンターに取りに行くだけでいい。
このシステムを開発したShowcage Gig(ショーケースギグ)社の設立は2012年。翌2013年にはモバイルオーダーサービスを世界に先駆け展開。
「今でこそ中国やEU諸国で拡大していますが、当時は世界では例が無かった。アメリカでも2015年以降のコーヒー店などで増えてきた程度です。
この取り組みが浸透すれば店舗運営の効率化に貢献できると長年事業を進め、いよいよ注目されてきましたが、まずは店頭のキオスク端末から、そこからスマホからのオーダーへとシフトすることが不可欠と判断したところ、今回の取り組みが実現しました」(ショーケースギグ代表取締役社長 新田剛史氏)。
【関連URL】
・[公式] R・ベッカーズ | O:der Kiosk