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LINE Pay登録ユーザーは世界4000万人、グローバル流通総額は3000億円を突破

LINEの決済事業子会社LINE Payは2017年11月17日、2017年10月末時点の月間流通総額が550億円となったことを発表しました。取引件数は月間で1000万件、累計の流通総額は3000億円を突破しています。

グローバル4000万ユーザー

Line Payは2014年12月にサービス開始。2017年に入ってからの“くじ”系イベントによりユーザー数が拡大。2017年4月-6月期では累計流通総額が1000億円を突破、また2017年5月末時点でアカウント数が3800万を突破したと発表していました(参考「LINE Payのグローバル流通総額が1000億円突破 (2017年4-6月)、アカウント数は3800万突破」)。

現在の登録ユーザー数はグローバルで4000万人。特に日本・台湾・タイでの利用が伸びているとのことです。

台湾ではモバイル決済No1

中でも登録ユーザー220万人の台湾では、現地の調査会社「DataYogurt」が台湾ですべての年齢層において最も利用されているモバイル決済サービスとして「LINE Pay」を掲げており、すでに現地最大銀行CTBCとの共同ブランドカードは発行枚数100万枚を突破、加盟店も2万点以上に登るなど成長を続けているとのこと。

日本国内の「LINE Pay」は登録ユーザーは3000万人超で、48行の銀行との連携、国内ローソン全店のレジや、全国2万3000箇所以上に設置されているセブン銀行ATMなどから「LINE Pay」のアカウントに残高をチャージが可能になっているほか、11通貨への外貨両替サービスを展開するなどサービス拡充が進んでいます。

【関連URL】
・【LINE Pay】全世界で月間取引件数1,000万件突破
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1947

蛇足:僕はこう思ったッス
 ユーザー数だけをみると、2017年5月末からグローバルで200万人増加に留まっていることから、登録ユーザー増加は季節性イベントによるものであり、現在は利活用による取引件数の増加に集中するフェーズと判断できる。モバイルフィンテックは今後もさらに加熱するのは間違いないとして、次なる加速に向けた施策はどうなるか注目したい。
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