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デジタルコンテンツの世界のみならず、類似品や模倣品の問題は長年消えることはありません。しかし、シンプルなスマートフォン向けアプリの世界で、「Love Balls」(iOS・Android)と日本の「BrainDots」(iOS・Android)ほど似ているケースはまれかもしれません。
シンプルな物理ゲーム、色も操作感も同じ
世界3000万ダウンロード突破のBrainDots
BrainDotsは、ご存じ日本のトランスリミット社が2015年7月5日にリリースした直後から世界でヒットして、現在は3000万ダウンロードを突破、その後も成長を続けている人気タイトルです(参考「世界で評価されるモノ作り、Translimit CEO高場大樹氏が語る」)。
Love Balls
一方のLove Ballsは2018年4月にAndroid版からリリース開始したもの。見る限り、若干のテイストなどは異なれど、基本的な動きはBrainDotsと全く同じ。前向きに表現しても姉妹シリーズにしか見えません。
この「Love Balls」に対し、BrainDotsを開発したトランスリミット社の代表取締役社長 高場大樹 氏は「中国の会社なので動いても難しいだろうなと泣き寝入りしていました」と漏らします。
広告プラットフォームAppLovinが発行元
この事案が深刻さを増したのは、広告プラットフォームAppLovin社が、メディア事業部として「Lion Studios」の新設を発表してからでした。
なんと、このスタジオが手がけたアプリで成功したものとして「Love Balls」が掲載されていたのです。以下の通り、2018年4月のリリースにもかかわらず、1億4000万ダウンロードを達成。多くの国でNo1を獲得しています。
実はBrainDotsをはじめとするトランスリミット社は、アプリの収益化のためにこのAppLovinのSDKを組み込むほどの関係でした。いわゆるビジネスパートナーだったわけです。
Brain Dotsのクローン「Love Balls」について、利害関係のため沈黙していましたが、当事者から公表されたので、一言コメントしておきます。
顧客に本家がありながらパクリを支援して、かつ成功事例に上げれるとは、どんな神経してるの?儲かればOKみたいな?ちと残念でした。https://t.co/hD0p6hFwPh
— 高場大樹 @Translimit,Inc (@hiroki_takaba) 2018年7月13日
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蛇足:僕はこう思ったッス