韓国に拠点を持つメタップスの連結子会社「Metaps Plus」が仮想通貨取引所「CoinRoom」を設立することが明らかになりました。また、それにあわせて「PlusCoin」という名称のトークンの発行も明らかにしています。報道で明らかになりました。
取引所「CoinRoom」は2018年3月に開始予定。韓国情報通信省（KISA）が管理する個人情報管理システムと情報セキュリティ管理システムに基づいた不正侵入行為を防ぐインフラストラクチャとして設計されていると報じられています。
一方の「PlusCoin」は、2017年9月26日から2017年10月10日の期間にICO（イニシャル・コイン・オファリング）を実施する予定。このトークンはEthereumベースで、韓国内の仮想通貨市場に導入する計画。PlusCoin所有者は、取引所「CoinRoom」によって生成された利益の一部に基づいて、一定の配当を受けることができると説明されています。
ICOのホワイトペーパーによれば、トークン販売の目標値としては最低でも3万ETH、およそ12億円となっています。
Metaps Plusは、メタップスの韓国法人として2013年3月に設立された組織が発端となり、2016年6月に設立。2016年10月にプリペイドカード・プリペイド型電子マネー事業のSmartcoinを買収。
2017年8月にはモバイルポイントをビットコインと交換するサービスを展開するなど、韓国内で1億米ドル規模のモバイル決済事業を展開しています。
今回の「Money Plus」の発行により、実経済と仮想通貨経済を結びつけようと考えているようです。
【関連URL】
・Korean fintech company Metaps Plus announces new cryptocurrency exchange ‘CoinRoom’ and token ‘PlusCoin’
http://www.econotimes.com/Korean-fintech-company-Metaps-Plus-announces
