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MOVIDA JAPAN DemoDay 5th 13社全レビュー(後半) 【@maskin】 @mjstartup


[読了時間: 2分]

 スタートアップシードアクセラレーターのMOVIDA JAPANは2014年6月3日、支援チーム13社のプレゼンテーションイベント「DemoDay5th」を開催している。各社6分間のプレゼンテーションが終了したのでショートサマリー&レビューをお伝えしたい。(前半はこちら)

6分プレゼンテーションのレビュー(後半6社)



8)株式会社Oden:映画を「だれかと行くイベント」にするソーシャルサービス「ムビロビ」
http://www.oden.co.jp/

(映画・マッチング)パブリックビューイングや皇居ランのような誰かと集まって参加するイベントにフォーカスしたサービス。特長としては事前コミュニケーションに重点を置いているところ。WonderShakeの「Tsudoi」を彷彿とさせるのだが、プレゼンテーションではそれを超越するインパクトはなかったなぁ。



9)株式会社Combinator:スタートアップの仲間集めプラットフォーム
https://www.combinator.jp/

(仲間・マッチング)プロジェクトベースの転職採用サービス。転職を希望していない人材をもターゲットにしているのが特長。ただ、機能的にはタグキーワードによるマッチングと月並み。α版の2か月で11件成立とのことだが、αでクローズドだから成立しているのでは?という疑問がある、今後のスケール戦略に期待。ちなみに、準備中のStartUp!TechWaveでも連携してもらってる。



10)株式会社Rising Asia:東南アジアでの日本人向け現地旅行ガイドサービス「だびのたつじん」
http://tabitatsu.jp/

(旅行・マッチング)言葉や食、文化、治安という旅の不安を解消するパートナー(たびのたつじん)をマッチングするサービス。エージェントさんとの違いは?例えば、代理店18000円、たびたつ4600円と安いのだけど本当にトラブルが発生した時のバックアップ体制は実際のところどうか気になるところ。たつじんが増加しバリエーションが安定的に拡大すれば強みとなるかもしれないが、旅のメニューは普通で差別化がないように思う。あと、たつじん
増加策がソーシャル投稿だけというのは危険ではないかなー。



11)ロケットベンチャー株式会社:4コマでまとめる最新ガールズトレンドメディア「4meee!(フォーミー)」
http://4meee.com/

(若者向け・女子メディア)「テクノロジーがどうとか、株価がどうとか、関係ない、カワイくなりたいんです」というわけで、情報収集が雑誌からネットに移行しつつも、女の子にフィットした4コマ漫画形式で楽しくリアルなテオレンド情報を投稿するというもの。投稿された内容は審査した上で公開。リピート率40%。ちなみに収益はアフィリエイト。日本発の記事を翻訳してアジア展開をする考え。



12)株式会社マスカチ:不特定多数に2択のアンケートを実施できるサービス
http://aorb.masukachi.com/

(若者向け・暇つぶし)代表の池田さんとビール飲んでいる時にアイディアが出た神アプリ。なんか、最近女子高生にも人気になってるらしい(50%が10代、うち60%が女性)。スピーティに質問をが1投稿して、すぐに回答を集めるというもの。2択の質問は40%で、1つの写真に対する意見をもとめるのが多い。ユーザーは世界20か国で8000人。質問160万、200%成長。平均回答数は70という。今後はユーザー獲得に専念。目標100万。成長策は、テレビ局とのコラボと、プライベートモード、定着率向上にフォーカス。いい感じじゃないですか。



13)ALTR THINK株式会社:暇人とリアルタイムに「探して」「繋がって」「遊べる」アプリ「暇スイッチ」
http://altrthink.com/

(若者向け・暇つぶし)「暇スイッチON」。暇で誰かにかまってもらいたいのにスルーされたりするのを解消。暇人をリアルタイムで探して、つながり(10文字チャット)、スタンプ感覚でゲームしたり。特に10代が押しているという。6万ダウンロード、チャットは200万。一人平均1日100件チャット。アクティブユーザーの半数が1日に10回以上起動している。初日に20回以上送信すると80%が継続というデータを元に、ゲーミフィケーションの考え方を駆使して成長していく考え。





【関連URL】
・MOVIDA JAPAN Inc.
http://www.movidainc.com/
・MOVIDA JAPAN DemoDay 5th 13社全レビュー(前半) 【@maskin】
http://techwave.jp/archives/movidademoday_2014june-1.html

蛇足:僕はこう思ったッス
後半は数字と分析と笑いがあっておもしろかった。数字がある程度ともなっているからこその分析だと思う。実は本番はこれから、ここからどう分析して成長させるか頭をつかうことになると思う。
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