電子ペーパーを使ったシューズ、ソニーがIFA 2018に出展　FesWatch Uは海外展開も

ソニーが開発する電子ペーパーをスポースシューズに組み込んだコンセプトモデルが、ドイツ・ベルリンで現地時間2018年８月31日より開催されるコンスーマーエレクトロニクスショー「IFA 2018」で出展されています。

シューズはNew BalanceのThe New 247をベースにしたもので、側面のNロゴ部分と、底面のソール部分に電子ペーパーが組み込まれています。

このコンセプトモデル「247 v2 Concept Model : Inspired by FES Watch U」は、ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program（シード・アクセラレーション・プログラム／SAP）」から誕生したFesWatch Uとのコラボで生まれたもので、ファッションとデジタルの融合を世界に広めたい考えのプロジェクトの一環。

このIFA 2018での出展を皮切りに、FesWatch Uは日本以外に中国、香港、欧州（5か国）での販売を開始することを発表しています。

【関連URL】
・[公式] 247 v2 Concept Model : Inspired by FES Watch U

蛇足：僕はこう思ったッス
世界レベルでスタートアップブームの動きが悪くなっている。特に大企業内スタートアップ/起業プロジェクトがうまくいかないケースが多い。その点、ソニーのSAP起点は踏ん張っているように思う。一方で、電子ペーパーを使った時計が他メーカーで売り出されているなど、技術訴求の弱さも見え隠れしている。個人的にはもっと先へ、日本発、世界へとふんばる代表企業として突き抜けて欲しいと思う。