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国連WFP、NFCタグを活用した寄付推進プログラムを展開【@ohsaka】


[読了時間: 1分]

よく見かける貧困撲滅の為の寄付を呼びかけるポスター、ショッキングな絵柄も見慣れてしまうとインパクトを失うという習慣化の恐ろしさ。NFCタグを内蔵したスマートポスターを2枚組み合わせることで、この壁を打ち破ろうとする試みが国連WFPによりドイツにて展開されています。

バス停の両サイドに2枚のポスター、勿論それぞれNFCタグ内蔵。片方には飢餓に苦しむ子供たちが描かれ、もう片方は美味しそうな食料が一面を埋め尽くす何とも豊かなイメージ。

 

NFC対応のスマートフォンで食料の方のポスターにタッチすると(もちろんこの時アプリのインストールは不要)その食料がスマートフォンのポスターに降りてきて、反対側のポスターへのタッチを促す。

 

そのまま今度は子供たちのポスターへタッチすると、あたかも自分が食料を受け渡したかのごとく、笑顔で食事を楽しむ子供たちのビデオが再生され、最後に自分が選択した食料分を寄付する為の入力画面へと遷移していく。

 

もちろんFacebookにシェアできたり、後日パーソナライズされた礼状メールが届いたりするとのこと。

 

一連の流れがYoutubeに公開されていますので是非ご覧ください。

 

貧困撲滅の為の寄付などの見慣れてしまったテーマに対して、NFCタグを活用したインタラクティブな仕掛けで新たに興味を持たせるというのは非常に魅力的な取り組みと言えるのではないでしょうか。

 

 

蛇足
派手さは無いかもしれないけど、何とも見事なスマートポスターの使い方。2枚使いとかPublic Sectorによる発行とか、個人的には非常にBreak through感の強い取り組みであるなぁと感じました。バックエンドはそれなりに凝った仕組みにする必要がありそうだけど、これもやはりTapit社なのかな。スマートポスター、もっと色んな使い道ありますよね。
著者プロフィール:Yasuhiro Ohsaka
RFID/NFC ひと筋、10数年? クレスコ・アイディー株式会社にて、業務用途で活用されるRFIDの世界とコンシューマーを巻き込んで拡大するNFCのフィールドを行ったり来たり。個々人がNFCタグを活用して日々の生活を少しずつ便利にする「パーソナルNFCタギング(仮)」の価値を皆様に伝えたくて色々と情報発信してます。
 
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