NTTドコモは本日（2020年3月18日）、次世代通信サービス5Gを3月25日から提供開始することを発表。利用可能なのはスタジアムや全国のドコモショップ、主要な駅に限定されており、東京五輪開催を見越した形式的なものとの見方が濃厚だ。
NTTドコモ5Gの料金プランは？
発表されたのは2種類。まず「5Gギガホ」は100GBまで使えるプラン。定期契約なしで基本料・データ通信量込みで月額7650円。申し込み内容によっては最大6か月4480円で利用できる特典も用意されている
もう一つはデータ通信利用従量制の「5Gギガライト」
データ通信利用量に応じて重量で課金されるもの。こちらも契約状況によって割引などが用意されている。
NTTドコモ5G対応エリアは？
オリンピックアクアティクスセンターや東京スタジアムなど東京五輪関連施設に加え、東京スカイツリー、渋谷スクランブルスクエアといった比較的新しく、インバウンド旅行者などが来訪する施設に限定されている。
全国のドコモショップについても、全てでは無く一部の大型店のみに限定されるため、日常利用ができるとは言い難い状況
今後、2023年にかけて97％の展開率を目指すとしているが、当面はオリンピックを中心とした利用シーンが限定された内容となりそうだ。
NTTドコモ5G対応機種は？
5G通信可能端末が一気に5種類発表されている。
・Galaxy S20 5G SC-51A （2020年3月25日発売）
・AQUOS R5G SH-51A （2020年3月25日発売）
・Xperia 1 II SO-51A （2020年4月下旬発売予定）
・LG V60 ThinQ 5G L-51A （2020年4月下旬発売予定）
・Galaxy S20+ 5G SC-52A （2020年5月下旬発売予定）
これ以外でもSIMフリー端末としてファーウェイが「Mate30」系の5G端末を発表しており、そちらも利用端末として有望視されている。
【関連URL】
・[公式] NTTドコモ 5G