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ザッカーバーグ氏「ソーシャルVR」 を全面プッシュ、米Oculusイベントでデモ 【@maskin】

Facebook傘下の米Oculusは現地時間の2016年10月6日、独自イベント「Oculus Connect 3」の基調講演で、VR事業全体についての新たな取り組みについての発表をおこなった。

基調講演の冒頭でFacebook CEO マーク・ザッカーバーグ氏がデモンストレーションしたのは「ソーシャルVR」だった。

それは、まさにFacebookのVR版といったようなもの。ザッカーバーグ氏の立つ壇上に、フレンドのアバターが登場。

声で対話をするデモなのだが、ジェスチャーや表情などの表現が非常に豊か。どのようにやっているかというと、今回発表される「Oculus Touch」という入力デバイスを使用しているとのこと。

デモを見ている限り、驚くほどスムーズに物をつかんだり、操作したり、絵を描くなんてことも簡単。
実際、チェスボードや絵に描いた剣をつかんでチャンバラをするなんてこともやってのけた。

VR空間内でのインタフェースからフレンドをビデオメッセージで呼び出すことも可能。

ザッカーバーグ氏は通話相手と2ショット写真を撮り、同じ空間にいる二人のアバターに見せるなんてこともやってのける。非常に自由なコミュニケーションだ。

アバター作成ソフトも提供

ソーシャルVRの世界に生きる化身=アバターを作成するツール「avators」もお披露目された。

よくあるアバターツールのようにパーツや特徴を選択していくのだが、Oculus Touchを使用した本人と動きがシンクロすると、本当に化身があらわれたような錯覚を覚える。

Gear向けのパーティサービスも

ソーシャルVRの皮切りとして、ユーザー同士のマッチメイキングのAPIなどの提供を開始。複数のユーザーと交流できる「Parties」や、実際に仮想の部屋で一緒に過ごすことができる「Room」も発表された。

仲間とVR空間の中で映画をみたり、カードゲームをやったり、マルチプレイヤーゲームを楽しむことができる。

各種APIが提供され、それを導入すればさまざまなアプリがソーシャルVR対応になる。

【関連URL】
・Oculus Connect
https://www.oculusconnect.com

蛇足:僕はこう思ったッス
 ソーシャルVRならぬソーシャル3D空間のマルチプレイヤーチャットというものがかつてあり、1990年代後半に一定の人気を得ていたことがあった。それからおよそ15年超。ソーシャルメディアが浸透した現代においてソーシャルVRはどう評価されるのか。リモートワークを長年やっている筆者としては、ビジネスはもちろん、遠隔コミュニケーションの濃度というか密度というか、とにかくビデオチャットでは伝え切れないニュアンスなどもこれなら大丈夫!という風に直感した。今やYouTuberを含め個人が表舞台に立てるわけで、もしかするとコミュニケーションというものの質や社会というもののあり方が大きく変わるのかもしれない。
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