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ぷち社食サービス「オフィスおかん」がサイバーエージェント・ベンチャーズ、オイシックスから資金調達。エリア拡大へ@dicek_8

[読了時間: 1分]

オフィスに惣菜を置くぷち社食「オフィスおかん」を運営する株式会社おかん(東京都渋谷区、代表取締役:沢木恵太)は2014年6月5日、サイバーエージェント・ベンチャーズ、オイシックスを引受け先とする第三者割当増資を実施した。調達額は非公開だが数千万規模。


目指すは賞味期限のある食料品の物流最適化



「オフィスおかん」は2013年11月にβ版をスタート、2014年3月に正式版をリリースした。導入企業内に設置された冷蔵庫・専用ボックスに惣菜、ご飯、スープなど約30種を提供する。従業員はオフィスグリコのように、設置された代金箱に100円〜200円を入金することで、いつでも食事をすることができる。

注目されつつあるBtoE市場でおかんを展開する沢木氏は

「今のIT業界を振り返ると、人材流動が活発化している状況です。企業は従業員エンゲージメントを高めるため資本投下を増やしており、その結果、オフィスをキレイにしたり変わった社内制度を作っていたりしますよね。
その中でも食事は優先度が高く、”より良い食事を従業員に提供したい”と考え、多くの企業が社食に行きつくんです。しかし初期費用やランニングコストが高く諦める企業が多い。1000人未満の企業規模が多かったりします。
結果としてお菓子やインスタント食材を無料で提供していたりします。”より良い食事を従業員に提供したい”という本質のニーズは残ったままです。おかんでそのニーズを埋めたいんです」

と語る。今後は調達した資金をもとに人材拡充・サービス開発を行い渋谷区のみだった対応エリアを拡大し、2014年11月末までに導入社数100社、ユーザー数6000人を目指す。

【関連URL】
オフィスおかん
http://office.okan.jp/

株式会社おかん
http://company.okan.jp/

蛇足:筆者の視点
オフィスグリコに代表されるBtoE市場が活発になりはじめている。おかんの惣菜は無添加な上に長期保存が可能。これからの成長を期待したい。

著者プロフィール: ヤマモトダイスケ@dicek_8
Project Manager/ライター/ベンチャー支援活動/政治家のwebコンサルといったweb関連の仕事をする元美術商。人生の半分がArt、それ以外はインターネッツ。今年はヘルスケアでいきます。趣味は人生です。Control your destiny or someone else will.
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