- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
日本のアパレル業界大手のワールド社は本日(2019年3月25日)、米カリフォルニア州サンフランシスコのオンラインカスタムシャツブランド 「Original Stitch(オリジナルスティッチ)」を運営するOriginal社と株式譲渡契約を締結したことを発表しました。これによりOriginal社は、ワールド社の連結子会社となりました。
カスタマイズ後、日本の工場で生産
Original社は、オンラインでシャツをカスタマイズできるサービスとして2013年12月にシリコンバレーでテストを開始し、2014年4月に日本版をスタート。2015年にはブランドの母体となる「Original Inc.」を設立してします。
オンラインカスタムシャツブランド 「Original Stitch(オリジナルスティッチ)」は日本国内工場でカスタムシャツを製造。米国と日本を商圏にグローバルで約70万人の登録ユーザーを抱えます。
「Original Stitch(オリジナルスティッチ)」の最大の強みは、シャツのデザインからサイズまで細かいカスタマイズが可能である点。袖、襟、ボタン、プリーツなど細部パースを400種類以上の生地から選ぶことが可能です。
スマートフォンを使ったAI採寸技術は、米国にて11の特許を取得しており、この技術を、「Bodygram」事業として別法人化しています(ワールド社もマイノリティー出資をしていますが、子会社化する予定はありあません)。
高精度身体採寸テクノロジー「Bodygram」
Original社が注目を浴びたのは、2018年11月にスタートした高精度身体採寸テクノロジー「Bodygram(ボディグラム)」といえます。ZOZOSuitのようにスマートフォンで身体全体の写真を撮影し、身長・体重・性別・年齢などを入力するだけで、身体16箇所の細かいサイズ情報を服を着たまま算出する技術の精度の高さが話題となっています。
ワールド社はこうしたテクノロジープラットフォームと生産・物流・販売サービスなどを活用し、実店舗と連携したプラットフォーム造りを展開し、将来はワールド社自体の米国展開への足がかりとしたい考えです。
【関連URL】
・[公式] Original Stitch