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各社独自の“○○ Pay”を無料で実現、Origamiがウォレット対応スマホ決済ネットワークを解放

スマホ決済サービスを展開するOrigami社は本日(2019年9月27日)、店舗やサービスを展開する企業がスマホ決済サービスを提供できる新たな取り組み「Origami Network」を発表しました。

金融プラットフォームという位置づけとなる「Origami Network」は決済テクノロジーやセキュリティ、加盟店インフラ、金融機関口座の接続といったスマホ決済に不可欠なサービスに加え、決済データの提供や独自のポイントサービス、CRMサビースなどを利用できるというものです。利用料は無料。


Origamiは2019年9月26日に「信金Pay」の提供を開始しており、同等の機能をもった「XXX Pay」を各社展開できるようになるほか、2019年11月上旬を予定しているウォレット「Origami Wallet」やプラスティックカード、将来展開予定の金融サービスも各社のブランドで展開できるようにする計画です。

これは日本で1000以上あると言われている国際クレジットカードのサブブランドと同じ仕組みで、各社は「Origami Network」を使うことでOrigamiのアプリではなく、独自のPayサービスを展開できるようになります。

また今回の発表にあわせ、すかいらーくホールディングス・東京証券取引所・吉野屋・フジテレビジョンなど14社をパートナーが参画を表明しています。

Origamiは2012年創業。2015年10月にスマホ決済サービス開始し、信金等との連携を中心にネットワークを拡大。2019年末にも決済可能な加盟店は145万カ所にも上るほか、月間利用者数は2017年8月から2年で21倍成長するなど注目を集めています。

【関連URL】
・[公式] Origami Network

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