総額10兆円規模まで拡大するといわれるソフトバンクグループが設立した投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」。
同ファンドが計画していた、Androidの創業者 Andy Rubin氏が設立した人工知能搭載新スマートフォン「Essential」への1億ドルの出資が取りやめられることになりそうです。米有力紙The Wall Street Journalが報じました。
ソフトバンクグループ CEO 孫正義氏は、「Essential」のプロダクトを2017年春に日本市場へ投入することを約束していたということです。
しかし、2017年1月に米Appleがビジョンファンドへの10億ドルの出資を決めたことにより、対抗馬となりうる「Essential」への出資は利益相反になるため、出資そのものの話が取りやめになったということです。
【関連URL】
・SoftBank Drops $100 Million Investment in iPhone Rival | The Wall Street Journal
https://www.wsj.com/articles/softbank-drops-100-million-investment-in-iphone-rival-1490023608?mod=e2tw