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LINE Pay 日本の登録ユーザー数が3000万人を突破、MAU6800万人の半数近くが使う決済基盤へ

「LINE Pay」の国内登録ユーザーが爆発的勢いで増加し、2017年5月5日、3000万ユーザーを突破しました。

「LINE Pay」は2014年12月に公開。2017年2月9日に登録ユーザーが1000万人を突破したと発表されたばかりでした。

2017年1月末時点で世界のユーザー数(解約は除外)は前年同期比で2.8倍、取扱決済総額も前年同期比13.8倍に拡大していました。2017年5月5日に3000万を突破したのは日本国内のユーザーのみで、正月やゴールデンウィーク期間などに実施された「くじ」イベントで、当選金の入金先を「LINE Pay」アカウントに限定してことで急増したとみられています。

「LINE Pay」は、チャージ手段として接続できる銀行やコンビニを着実に増やし、2016年3月からは利用金額の2%分がポイントでたまるデビッドカード「LINE Payカード」を開始しています。LINEアプリ上でコードを表示して店頭などで決済できる「コード決済」をローソンで展開するなど、キャッシュレス社会を実現すべく様々な事業を展開してきました。

日本以外では、主要フォーカスエリアの台湾・タイ・インドネシアでも現地銀行・決算関連企業との連携を強化しています。中国でも地場銀行と提携し「中国信託LINE Payカード」の発行を2017年1月から開始してます。

【関連URL】
・【LINE Pay】日本の登録ユーザー数が3,000万人を突破
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1748

蛇足:僕はこう思ったッス
LINEの国内利用者のMAUは6800万人(2017年3月末時点)、半数近くが決済アカウントを持つこととなるインパクトは大きい。焦点は本質的な決済利用率の向上。くじで得た数円を使う場を再びキャンペーンとして設けることはできても、「LINE Pay」を認識して決済手段として利用するとなると別の話となる。おそらくLINEは「くじ」モデルを他国で展開しようとするだろう。それに加えて決済利用率が向上する仕組みを構築できるのだとしたら、グローバルでも本格的な決済インフラとして定着する可能性が出てくるはず。
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