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サムライインキュベートの新たな挑戦、天王洲アイルSSIの運営停止


開業以来、毎日のように様々なスタートアップ関連イベントを開催し続けたSSI

スタートアップ企業の支援や投資育成業務を手がけるサムライインキュベートは本日(2018年11月20日)、天王洲アイルで運営するコワーキングスペース「Samurai Startup Island(SSI)」の運営を2018年11月末までで運営を停止することを発表しました。


2011年10月21日、開業する11月1日に向け急ピッチで工事が進むSSI

サムライインキュベートは2008年に創業。スタートアップブームが再び日本で脚光を浴び始めた2011年11月1日に、天王洲の寺田倉庫が持つビルの1フロアを「日本を、スタートアップの聖地に」というビジョンのもと「Samurai Startup Island(SSI)」のに立ち上げました。

7年間の運営期間でのべ130社が入居し、約30社が協賛し、起業家や大企業、メディア、投資家などをつなぐ場として成長しました。

現在、サムライインキュベートは、新しい体制構築に注力し、多数の大企業の事業創出拠点支援を手がけています。かつ拠点も日本のみならずイスラエルのテルアビブ、そしてルワンダとグローバルのシード・スタートアップシーンに切り込んでいる状態で、新しいサムライインキュベートの新たな挑戦のための新たな一歩ということになりそうです。

【関連URL】
・[公式] サムライインキュベート

超蛇足:僕はこう思ったッス
間接的な関わりを含めるとサムライインキュベートさんと榊原代表との関係は10年にのぼる。スタートアップムーブメントとしては第三期(独断と偏見の定義)にあたるにもかかわらず、依然として事業系投資家が少ない日本を憂う中、本当のサムライのように投資育成の形を単独で切り込んでいく姿に感動させられた。なぜ、榊原氏は、日本で、イスラエルで、ルワンダでサムライを続けるのか、詳しい話は別の場でしようと思うが、はっきりとした道筋が彼には見えている。SSIは、旅立ちの場所であり、サムライの志の象徴といえるのかもしれない。

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