Sansanがアジア進出、第一号はインドで名刺アプリEightを展開

Sansanは本日2017年11月22日、アジア展開の第一号としてインドで名刺アプリ「Eight」の展開を開始したことを発表しました。

 名刺文化があるインドに注目

Sansanは2017年6月に42億円の資金調達を実施し（プレスリリース）、名刺アプリ「Eight」のアジア展開を表明していました。

実際にアジア展開にあたり、数ヶ月に及ぶテストマーケッティングの結果、特にインドは日本と同じ名刺文化があり反響が大きかったことを受けて第一弾参入エリアとして採択したとのことです。

SansanはインドのEightサービス開始にあわせて、インド国内におけるスキャンパートナーの募集も開始。今後、半年間 で 100 万ユーザーの獲得を目指すとのことです。

なお、Eightの国内ユーザーは現時点で150万人を超えているとのことです。

【関連URL】
・ニュースリリース| Sansan
https://jp.corp-sansan.com/news/sansan/news.html

蛇足：僕はこう思ったッス
1998年頃から2000年末にかけてシリコンバレーでスタートアップに参加している頃に僕が主導したフロントエンド開発チームはインドからの留学生チームだった。印象は日本人にそっくり。技術系オタクばかりだったからかもしれないかもしれないけど、感性がとても似ていた。昨年香港に1週間ほど滞在したときに同行したインドのメディアの仲間もすぐ仲良くなれた。名刺がこうした感性の交換のツールだとするのならば（スペックだけで交流するなら名刺はいらない）、こうした文化的共通項のあるインドでの相性の良さも納得できる。