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日本のロボットベンチャー「SCHAFT」、NASAやMITを退け「世界一」を証明【@itmsc】


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2013年12月20日から2日間に渡ってアメリカのフロリダ州マイアミで、アメリカの国防機関が主催する世界的なロボット競技会である DARPA Robotics Challenge in Miami.が開催された。この競技会は2014年に最終決戦が行われる DRC (DARPA Robotics Challenge) の前哨戦にあたる大会だが、日本から参戦していたSCHAFT社がNASA(アメリカ航空宇宙局)やMIT(マサチューセッツ工科大学)などの並みいる競合を押しのけて、見事優勝を果たした。



競技は原子力発電所の事故対応を想定した内容となっており、参加ロボットは階段を登る、障害物をどける、車を運転するなどの8種目を通じて採点され、最高ポイントは32ポイントとなる。

1日目には2位に6ポイント差をつけて首位にたったSCHAFT社は2日間の通算で27ポイントを獲得し、2位に7ポイント差をつけたまま逃げ切った。

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蛇足:僕はこう思いましたー。

 
先日インタビューに応えてくれた加藤崇氏は「22日の朝にはDRCチャレンジで優勝しているはずです」と言ってアメリカに渡っていた。まさに有言実行。今回はトライアル競技会ということだが、それでもSCHAFT社のロボットが世界一であることが証明されたと思っている。来年の最終決戦でも彼らはやってくれるはずだ。
著者プロフィール:スタートアップ支援のパレット(株)代表:伊藤匡(いとうまさし)
東京大学 情報科学科  => 2001年 フリーランスのプログラマーとして活動開始 => 2005年 ウェブ制作のソラソル(株)立ち上げに参加 => 2009年 CTOを4期つとめ退職 => 2009-2011年 フリーランス活動&育児 => 2011年 パレット株式会社の設立 => 2012年 インドネシア(バリ島)へ移住 => キャッチフレーズは「国境を超える力!」
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